OAKLEY FACTORY TEAM Flesh Sandal
夏の足元は、 敬愛する文脈とデザインを
ファッションアイテムや、カルチャーに関連したプロダクトなど、Silverのエディターが今気になるモノを紹介する連載企画「Editor’s Eye」。
この時期になると毎年サンダルを新調している。休日はアーバンアウトドアライフをかじっている私はスポーツサンダルを選ぶことが多い。知人より紹介されたこのフットウエアはサンダルとスニーカーの中間的な見た目。都会のアスファルトの上のみならず、通気性やグリップ力も兼ね揃えていて海、山、川など様々なフィールドでも活躍しそうだ。機能面はもちろんのこと、個人的にはデザインにグッときている。BMXやモトクロスのグリップメーカーとして70’sに南カリフォルニアで誕生したオークリー。私の所有する4台のOLDBMXは全て当時のオークリーグリップを装着していて、その曲線や機能美みたいなものに心惹かれて愛用している。このフットウエアからは当時のそういった雰囲気が伝わりすぐに手に入れたくなった。最新のものでもブランドの歴史や文脈へのリスペクト、古き良きアメリカを感じるものづくりに感銘を受けるが、デザインチームを知って納得。本特集でも紹介されているLAのブレインデッドが関わっているからだ。これを履いて楽しむ夏がもうすぐそこまで迫っている。
Photo Taijun Hiramoto | Text Kouryu Tamasawa |