G-SHOCK DW-5000R-1AJF

復刻した初代モデル 原点こそ頂点と再確認

ファッションアイテムや、カルチャーに関連したプロダクトなど、Silverのエディターが今気になるモノを紹介する連載企画「Editor’s Eye」。

Watch ¥33000 by G-SHOCK (CASIO)

普段からよくものを壊す注意散漫な自分だからこそ、タフであることはもの選びにおいてとても大切。車も趣味の道具も、カメラや服にしても繊細に扱わないといけないようなものは極力避けてきた。デザイン製とタフさ、両方を備えたもの選びというのがマイルールと言える。その両方を兼ね添えたプロダクトの代表格であるのが、G-SHOCK。その中でも原点であり頂点と言えるモデルに初代のDW-5000Cがあるのだが、なんとその初号機が復刻された。フェイスの文字やカラーリング、レンガ調のデザインに至るまで初代を再現した本作は、革新的な腕時計を生み出した当時の技術者に敬意を称し、G-SHOCKのマザーファクトリーである山形カシオの職人によって作られている。ある撮影で、6トン以上あるデコトラにG-SHOCKを轢いてもらい、本当にタフなのかを検証してみたことがあるのだが、傷一つついていなかったことには心底驚いた。仕事も遊びも熱中したい自分にとって、腕元のケアをしていられない。そこにはいつだって時を刻み続けてくれるG-SHOCKが必要だ。

Photo Taijun HiramotoText Takayasu Yamada

Related Articles