Color Catalog Vol.3 [Eyewear]
日々を彩るカラフルなプロダクト集
スタイリングのポイントになるウエアやアクセサリー、部屋全体を明るく見せるインテリア。色とりどりの小物たちはそこに存在するだけで個性を主張する力強さがあり、心に多彩な栄養を与えてくれる。ここからは、日常に取り入れたい生活を豊かに彩るカラープロダクトを紹介していこう。
1 V-DAYDREAM II by VALENTINO
アレッサンドロ・ミケーレがクリエイティブディレクターに就任し、よりドラマティックなムードに生まれ変わったヴァレンティノ。スイスのアイウエアカンパニー、アコニグループが手がけるアイウエアはメゾンの魂を具現化している。フェミニンなバタフライシェイプを遊び心あふれる解釈でレトロモダンに仕上げたこちらのモデルもその最たるもの。
2 BE006 by BLANC
フランス語で白を意味するその名の通り、シンプルかつタイムレスなデザインでどんなスタイリングにも溶け込むアイウエアが揃うブラン。福井県鯖江市の職人の熟練した手仕事が織りなす繊細さが故に、このブルーのように鮮やかな色を用いても決して派手な印象にならず品の良いムードを醸し出す。ブランドが辿ってきた歴史に裏付けされた上質さを感じる一品だ。
3 BOTTER #6 by WUJIC JO × BOTTER
2019年に誕生したアイウエアブランド、ウジック・ジョ。メイドインジャパンの技術力とテーラーリングを軸にしたユニークなギミックが特徴だ。サンゴ礁や海中の真珠を表現するため、宝石や真珠を装飾として使用し、1本を通してカリブ海の自然美を表現したというこのアイウエアは、優雅な旅先で過ごす忘れられない景色を見せてくれる。
4 HIRMU by CAMPERLAB
カンペールのエクスクルーシブラインカンペールラボから2月に誕生したアイウエアコレクション。シュルレアリスムから影響を受けたブランドの世界を表現しながら、ハイエンドなデザインをハンドクラフトで実現している。大ぶりなフレームの「ヒルム」シリーズは“怪物”を意味するフィンランド語に由来し、大胆なイエローのテンプルやフレームが印象的だ。
5 JOAQUM by LAPIMA
ブラジル人のデザイナー2人によって2016年にデビューしたラピマは、自国ブラジルの建築やアート、自然の豊かな風景から影響されたデザインが特徴のアイウェアブランドだ。大胆な色使いを得意としていて、遊び心あふれるデザインをチャンキーなフォルムに落とし込んでいる。身につけられるアートピースのように楽しみたい。
6 BLAZE by AKONI
2020年にスイスで設立されたアコニは、日本の職人と共にアイウエアの新たな境地を開拓し続けているアイウエアブランド。BLAZEはヴィンテージライクなスクエアシェイプにモダンでエッジィな風を吹き込んだ逸品。ラミネートされた黄金色のテンプルからシャープな芯金が覗き、控えめな美しさに対するこだわりを感じる。
Photo Taijun Hiramoto | Styling Riku Oshima | Edit Takayasu Yamada Aya Sato Rikako Goto Jo Kasahara |