BAR MARTHA [恵比寿]
日本が世界に誇る ミュージックバーの代表格
東京·恵比寿の街角にひときわ強い存在感を発しているミュージックバーがある。デヴィッド·ボウイの名作アルバム『Ziggy Stardust』の世界を思わせるようなエントランス。このバーを、あるスーパーモデルはこう言う。「NYよりもNY。私が若い頃に憧れたNYのバーはここにあったんだ」。ある人はまたこう言う。「世界中にこんなバーはない。ここがどこなのか。過去か今か未来か、わからなくなる」。
五感で楽しんでほしいです
福山渉
BAR MARTHA(バー·マーサ)。東京の、いや世界でも別格級の存在感で知られるミュージックバーだ。世界中に広がるミュージックバー、レコードバーカルチャーのロールモデルとも言われ、今日も世界中からゲストが訪れる。ミュージックバーの特集をやる限り、このバーに触れないわけにはいかない。110平米もの広さ、3.7mの天高という圧巻のスペース。店内の撮影禁止。音楽を守るために大きな声を出してはいけないというマナー。敷居が高そうだが、良心的な価格設定。その全てにひとつの筋の通った美学がある。
〈BARMARTHA〉がオープンしたのは2010年。いまから14年前、オーナーの福山渉が2005年に恵比寿に〈BAR TRACK(バー·トラック)〉をオープンしてから5年後のことだ。14年の時が流れる中で福山が大切にし続けてきたこと。そして伝えたいことを福山はこう語る。
五感で感じる空間
“音楽を見る”ということ
「“音楽は聴くだけじゃない。見るものでもある”と思います。昔からオーディオ好きは音楽を聴く時に、“今日のヘレン·メリル、顔が小さいね”とか言うんです。“オーディオファイル”たちの共通言語のひとつで、良いセッティングをすると、演者が等身大になって現れるっていう意味です。セッティングに問題があると、音の輪郭がボワンとして顔が大きく感じる。研ぎ澄まされた状態だと、ボーカルや各楽器奏者が各ポジションに降臨する。目を瞑るとバンドがそこにいるように見えてきます。
店は音楽以外も五感で楽しんでほしいです。カウンターの正面にあるTANNOY(タンノイ)のAUTOGRAPHというスピーカーやMcINTOSH(マッキントッシュ)のアンプたちは、それぞれイギリス、アメリカで60年代に作られたもの。これらは何かを放っています。その“何か”を感じながら音を聴き、酒を飲み、空間に身を委ねてほしい。コスパとかタイパなんて言葉が流行っていますが、“ながら”ではなく、“今はこれを楽しむ時間”とした方が豊かな時間の使い方になります。すべてから解き放たれてボーっとする時間は自分をリセットできます。そして店のスタッフは、その環境を整える努力をします。“接客”って“話す”だけじゃありません。目と口元だけで無言の会話をしたり、DJは選曲でお客と会話します。大箱の店で、もの凄い数の酒のオーダーをテキパキとこなしていくバーテンダー達の仕事っぷりを眺めるのも酒のつまみです。そう言えば、IT系のような方ほど、スマホを出さず、前を向いて飲んでいらっしゃると感じます。デジタル浸けの毎日で、解放される時間や場所を持ちたいんでしょうね。嬉しいです」。
MARTHAとともに広がる
恵比寿の音楽カルチャー
福山は新宿で3店のバーを経営したのちに2005年に恵比寿に〈BAR TRACK〉をオープンする。なぜ恵比寿の街を選んだのか。恵比寿にオープンした当初は苦労の連続だったと語る。
「はじめは新宿3丁目で現在の〈NICA(ニカ)旧MARTHA〉を’94年に始めました。新宿は僕の師匠のお膝元で、そこで3店舗やらせてもらったので、もっと良い音の店を、ゼロからやれるエリアでやってみたくなりました。自分の事を誰も知らない地域で。何かのイメージが出来すぎているエリアは避けたかった。ある時、お客の女性から“恵比寿はどう?”と言われて意識しはじめると、〈MILK(ミルク)〉というロックをかけるクラブや、新宿から移転してきた〈LIQUID ROOM(リキッドルーム)〉があったり、音楽の匂いもしたけど、当時(’03年)はまだ、白いキャンバスのような新しい街に感じたんです。
新宿3丁目は当時から師匠が10店舗以上やっていて、僕を含めたOBの店もたくさんあり、ムーブメントから文化になってきていて、それに一役買えて誇りに思っていました。なので恵比寿で出店し、音楽の店の一点からはじめて、後輩たちの店が増えて面となり、音楽文化を感じるエリアになればと夢見ていました。それで’05年に〈BAR TRACK〉をオープンしました。今思うとその頃が一番大変でした。音楽が大事なので“大声を出さないで”とか、SNSが大嫌いなので、“勝手に写真撮らないで”とか言うと、“客に向かって何を!”と、必ず喧嘩になっていましたね。何が何でもスタイルを変えたくないので戦い続けました。
1年くらいすると、ネットの悪口とともにお客も増えてきました。マナーが酷いお客と戦う事は、理解者も生んでくれるようです。僕はスマホを持たず、パソコンの扱いすら知らないので、ネット上で起きている事なんか何も気になりませんしね。その後、いい音への欲求は収まらず、より大箱の〈BAR MARTHA〉(’10年)を出店しました。点が線になりました。そしてまた十数年が経ち、今度は僕の店の卒業生も恵比寿や新宿で音楽の店を構えています。電気関係の部品なら秋葉原に行けば何とかなるみたいなもので、夜、音楽を聴いてお酒を楽しみたい人は恵比寿や新宿3丁目に行けば何とかなる。皆、仲間意識があるのでお客も紹介し合います。少しづつ恵比寿も新宿に負けない音楽の街になりつつあると実感します。次なる目標は、ネットの悪口件数世界一、食べログの点数0点の店になること(笑)。いや本当に」。
何度も通わないとわからない
MARTHAの奥深き世界
〈BAR MARTHA〉はいつ行ってもかかっている曲が違う。本当に幅の広い選曲で老若男女に刺激を与える。そして、どんな曲がかかっていてもMARTHAはMARTHAなのだ。福山の選曲の考え方はどんな人にも平等で、どんな人にも向き合っている。
「僕も心がけてるし、いつもスタッフのみんなと共有していることがあります。例えばいつも深夜にお店に来てくれる人がいるとします。服装などで、何かのデザイナーとかかなと想像します。きっとお昼辺りから終電辺りまで仕事というサイクルで、帰るまでのワンクッションに決まった時間に来店される。もしウチが時間帯や曜日でフォーマットが決まった選曲をしていたら、その人はいつも深夜用の曲ばかりを聴くことになります。なので“今日のこの感じだと、早い時間からビートルズをかけてみよう”とか“深夜に歌謡曲特集!”とか変化をつけます。DJを長くやって、頭の中のカタログが増えてくると、どうしても“これは知らないだろうけどいいでしょ?”って曲を選びがちになりますが、ド定番、ドメジャーも散りばめます。たまにしか来ない人が、“今日は知ってる曲かかんなかったな”じゃ寂しいですよね?そしてジャンル、年代、国別しばりを3、4曲、15分くらいで飽きないように展開していきます。仲間的な曲を羅列するのは簡単ですが、展開を変えるタイミングの選曲はセンスを要求されるので難しく、34年間選曲の仕事をしていますが今も飽きることがないですね。
ウチは今かかっている曲のレコードジャケットを見えるように置いてるんですが、 曲が気になってそれを見る人がいる。そうすると、あー、あの人はこういうのが好きなんだ、と伝わってくる。その人がこんなファッションしてて、あのメガネしてるってことは……って、次の曲で探ってみる。その反応を見る。そうすると、その人の好みがわかってくる。でも、僕たちスタッフはそれでわかった気になって、同じような曲、ジャンルをかけ続けても良くない。だって人間ってそんな簡単なもんじゃないですよね。僕だってある程度の曲だけで判断されたら嫌だし。人間はひとつのことだけが好きなんてことはなくて、いろんな感性を持っていますよね。
かつてはジャズしか聴かない、ビートルズなんて聴かないという人たちもいました。かたやジャズは難しすぎてさ、という人も。たとえばボブ·ディランが好きでジャズは難しいなと思っている人がいたとします。そういう人にはキース·ジャレットの『SOMEWHERE BEFORE』ってアルバムの中に、[MY BACK PAGES]っていう、キース·ジャレットがやるボブ·ディランのカバーがあって、それをかけたりします。ボブ·ディランの曲だけどキース·ジャレットが弾けばすごく美しいジャズになる。「キース·ジャレットとか難しいって言ってるけど、実はキース·ジャレットもボブ·ディラン好きなんだよ」っていうメッセージを出す。そうすると違うジャンルの扉が開いたりする。ウチの店はそういう出会いの場所でもあってほしいと思っています。たくさんの音楽を好きになると、ある時ハッと気づくことがあるんです。音楽っていうのは結局すべて地下の水脈で繋がっているって。
年代もジャンルも超えて音楽は繋がっています。だから新しい古い関係なく、どちらでもないように選曲したいと思っています。ウチは若いお客さんも多いし、40代も70代以上の人もいる。息子と親父が同じ空間にいるようなものなんです。親父は“こういうの懐かしいよね”って言って、若い子は“こんなの初めてだ”って。ビートルズだろうが、サイモン&ガーファンクルだろうが、ウチで初めて聴いたらその人にとっては新しい音楽との出会いです。新譜といっしょなんです」
ヴィンテージオーディオ、
アナログレコードへの愛情
6000枚を超えるというレコードコレクション。TANNOYのスピーカー、AUTO GRAPH。McIntosh MC240、MC275、MC2300、Original made 845tube という4台のパワーアンプ。GARRARD 301が2台にEMT 930-stを加えた3台のターンテーブル。これだけでも一見の価値のあるヴィンテージオーディオ群。福山のレコードとヴィンテージオーディオにかける愛情は深い。
「なぜレコードが好きかというと、レコードを買えるようになってからの体験がずっと心の中にあるんですよ。僕が少年の頃はCDがなかったし、レコードは高価で買えなかった。大学生くらいになった時に貸しレコード屋っていうのが出てきて、レコードを買えるようになったのはその後の話。レコードを触って、インナースリーブから中に入ってるポスターを見て、ターンテーブルに針を落として聴く、というのが染み付いていて。レコードは聴くだけじゃなくて、触って、匂いを嗅いで、そして所有している喜びというのを実感していったんです。年代によってジャケットのテクスチャーが違ったり。オリジナル盤の50年代のものは紙の触った感じが違ったり。僕たちレコード好きはアメリカ盤とイギリス盤のテクスチャーの違いがわかるようになってきたりします。
CDって傷がついたりすると変な音飛びがする。レコードは飛んだら戻したり、汚れたら水で洗ったり拭いたりすればいいし、それが愛着につながっていったりする。そういう体験の積み重ねで、どんどんレコードが好きになるんですよね。最近はSpotifyやサブスクが主流になってると思うし、すごくたくさんの曲に出会えるんだけど、その音楽に完全に没頭するというよりは、どうしてもBGM的になってしまう。しかしレコードはボタンクリックと違い面倒な作業を伴うことにより、その盤をよく聴いていた季節、部屋、付き合っていた女性まで再生します。
レコード好きが高じると、今度はオーディオが好きになって、いろんなオーディオを試すようになる。そして素晴らしい状態のレコード、素晴らしい状態のCDを聴いてみる。甲乙つけ難いけど僕はやっぱりレコードの音が好きなんです。誤解がないように言っておくと、すべてアナログレコードがいいというわけでもなくて。愛情やプライドのない録音のレコードを、情熱や愛をもって作られたCDの音が凌駕することはもちろんあります。
情熱ということで言えば、僕が古い時代のオーディオを好きな理由もそこにあります。1940年代~60年代のオーディオ創世記っていうのは、McIntoshやMARANTZ(マランツ)なんかの作り手が競い合って“絶対にこういう音出してやるぜ”と、ものすごい技術者の情熱の結晶だったわけです。採算度外視で良い素材を使って、すごい時間と手間をかけて愛情を持って作られていた。それが、80年代あたりになると世の中が大量消費時代になる。そうなると音質ばかりこだわるだけじゃ儲からないでしょ?っていう事になる。そうなるとみんな効率化してなるべく手間とお金をかけずに大量生産できるようにしていく。
そのうち創業理念もなくなっていって、技術者たちも散っていく。だから、いまの時代になっても、研ぎ澄まされた職人たちが作ったヴィンテージオーディオはいい音がするわけです。時代を超えて残ってきたものには、それなりの理由があるしオーラも趣もあります」。
MARTHAが貫く
MARTHAのスタイル
音楽、空間、そのすべてに圧倒的なこだわりがあり、敷居の高さを感じさせるMARTHA。それなのに価格設定はとても良心的だ。だからMARTHAには若い社会人はもちろん、たくさんの老若男女が集まる。
「店内が見えないBARは入りにくいですよね。でも素人写真をSNSにアップされるのは嫌です。わかった気になっちゃうから。ドキドキの初来店がいいんです。どんな店か想像してもらえるシグナルは入口付近に出してますよ。レコジャケ、ギネス樽、店内が少しだけぼやけて見えるトム·ウェイツの写真のガラスなど。それらで音楽の店である、高級店ではない、と判るはず。平均客単価は3500円くらいです。恵比寿では“安い”と言ってもらえるけど十分儲かります。時代は違いますが、20代のころに、後に師匠になる方のお店に週一くらいで通っていましたが、3000円を越えるのはちょっと……と思って飲んでいました。お金がなかったので。それを思い出すと、音楽とお酒が好きな若い世代が週に1、2回来てくれるにはこの位の値段が適正だと思います。安すぎても高すぎても問題が出てくるので大事なことです。そしてこの客単価だと、客層の幅が広がるんです。すごい会社の会長さんと、若い駆け出しのサラリーマンが偶然隣り同士になり、お互いの好きな曲がかかったのをキッカケに仲良くなる場面などをよく見ます。プレゼンや会議の場だと人を緊張させるような会長も、いちリスナー同士だと世代や昼間の肩書きを越えるんですね。そして彼らは“またここで”と言って再会を願い別れる。名刺交換などせずにね。それを見てるとやってて良かったと思います。何万回もある夜の中で、何かの役に立てたと思える時は嬉しいですね。このために〈BAR MARTHA〉はあると思うと幸せな仕事です」。
バーでカッコいい人で
あるために
「カッコいい店に入って自分もカッコいい一部になりたいという感覚ってあると思います。初めてニューヨークやロンドンの街を歩いた時のようにね。バーで1人もの思いに耽る様はカウンターのスタッフ側から見ていると素敵ですよ。逆にスマホばっかり見えている人は、青いライトで顔が照らされて、怪談話をしている人かお岩さんのように見えます(笑)。仕事の垢を落としてリセットしたり、ニューヨークにいる気分になったり、パートナーと普段話さない深い会話になったり、BARの使い方はそれぞれですが、そのどれにも応える場所でありたいと思います」。
〈BAR MARTHA〉、福山の作るバーには美学がある。その美学に触れ、顔を上げて前を向いて飲む、聴く、見る。五感をすべて使って感じる。その夜には、多くの出会いと新しいインスピレーションがあると断言できる。2024年8月から移転のために閉店していた〈BAR TRACK〉がついに、12月末にオープン予定とのことだ。福山の手がける新しい空間も早く感じてみたい。
BAR MARTHA
東京都渋谷区恵比寿1丁目22-23 1F 予約不可
AUDIO DATA
MAIN SPEAKER : TANNOY AUTOGRAPH
PREAMPLIFIER : UREI 1620 / Marc Levinson LNP-2
POWERAMPFIER : McIntosh MC240 / MC275 / MC2300 / Original made 845tube
TURNTABLE : GARRARD 301×2 / EMT 930-st
ESSENTIAL MUSIC
MARTHAを象徴する10枚のアルバム
01 David Bowie『Ziggy Stardust』
02 Jackson Brown『Running on Empty』
03 Tom Waits『Closing Time』
04 Dan Penn『Do Right Man』
05 Curtis Mayfield『Curtis / Live!』
06 Lightnin’ Hopkins『Mojo Hand』
07 Nina Simone『Silk & Soul』
08 Pat Metheny Group『Travels』
09 雪村いづみ『スーパージェネレーション』
10 青江三奈『Passion Mina in New York』
OBたちが作る
ミュージックバー文化
今や恵比寿、新宿に広がる〈BAR MARTHA〉のOBたちによるミュージックバー。福山が語るようにレコードバーは点から線になり面になり、恵比寿、新宿は、いまや世界中からミュージックラバーたちが集まる街になった。どのお店もスタイルと美学を持った素晴らしい音楽と空間が迎えてくれる。
BAR CAPRA[新宿]
カウンター7席だけのコンパクトな店は、キープボトルがメインのアットホームな空間。店主の西巻がギター奏者であることもあり、楽器を演奏するお客が多いのも特徴。月に一回はスタジオでギター教室も開催している。
東京都新宿区新宿2-11-7 第33宮庭ビル1F
03-3354-8287
BAR rpm[新宿]
LINN LP12などの高品位なオーディオを各種揃え、レコードに合わせてアンプとスピーカーの組み合わせを切り替えて使用。スタンダードなカクテルからウイスキーやワイン、コニャックまで幅広く吟味された上質な酒を提供している。
東京都新宿区新宿3-6-3 ISビル2F
03-3226-3388
@bar_rpm
BAR SMOKE[新宿]
13席のカウンターとテーブル2席からなる、コンパクトなバー。カウンターは木目調の一枚板のテーブルが昔ながらの趣きを醸す。70年代のオールジャンルの音楽を中心に、80年代以降から最新の曲までをレコードで流している。
東京都新宿区新宿3-6-10 ニューゴールドビル2F
03-3358-6988
BUY BACK[恵比寿]
福山の新宿時代からを共に過ごし、恵比寿の〈BARTRACK〉のオープンにも携わった店主が、2014年に独立しオープンした店。建物の2階に位置している隠れ家感と相まって、お客たちが店主とのコミュニケーションを楽しんでいる。
東京都渋谷区恵比寿南1-4-4 Time Zone 小町ビル2F
03-6451-0187
BAR家鴨社[神楽坂]
神楽坂という土地柄、落ち着いた雰囲気でお酒を楽しむお客さんが多い店。お酒はオールマイティに置いていて、ヴィンテージレコードでジャンルを絞らずに静かなムードのレコードを流している。
東京都新宿区神楽坂5-26 カグラザカ5 2F左奥
03-3260-0125
@bar_ahiru_sha
Fox Trot[恵比寿]
駅からほど近い恵比寿南交差点のそばの小路に位置。1800年代のクラシック音楽をはじめ、年代も広くオールジャンルの名曲が流れる。幅広い種類のお酒がラインナップしているが、店主のおすすめはお店で漬けているこだわりの自家製梅酒。
東京都渋谷区恵比寿南2-2-8
03-6886-3760
BAR B-10[恵比寿]
3台のモノラルスピーカーを使い分け、音色に合わせてレコードを選曲。自家製レモンサワーと氷を使用しないハイボールがおすすめ。MARTHAと同じように大きな声での会話は禁止で、荷物はカウンターに置かないことがルール。
東京都渋谷区恵比寿南2-1-2 新堀ギタービル3F
03-6412–8109
barb-10.info
as always[恵比寿]
「ちゃんとすればちゃんとうまい」をモットーに、大手、クラフトを含む5種類の樽生ビールが揃うビアパブ。お酒とタバコを一緒に楽しみたいという店主の考えのもと、店内は喫煙可能。1日の営業を1曲と考える選曲を心がけている。
東京都渋谷区東3-20-8 オリエンタルビル1F
03-6419-3039
@as_always_goro
BAR DAVY[神山町]
ソウルとジャズを中心にオールジャンルの曲がかかる。ラム酒が150本並んでいて、中でも柑橘とカカオニブ、ペッパー風味のビターズを加えたオリジナルカクテル“ラムオールドファッションド”が店主のおすすめ。
東京都渋谷区神山町5-6 渋谷酒販会館2F
03-4361-3410
@bar__davy
CAFE B-3[赤羽]
恵比寿や新宿に比べてターンテーブルを置く店が少ない、東京を代表する酒場の街、赤羽で営業中。50年代から70年代までのブラックミュージックを中心に、店内にある500枚のレコードから選盤。昼から通しでカフェとして営業している。
東京都北区赤羽1-65-9 やまなかビル
03-6903-8221
cafeb-3.com
Photo Masato Kawamura | Interview & Text Takuya Chiba |