The Characters of Leather Shoes
表情豊かな レザーシューズたち
フォーマルな装いを支える端正な靴から、ワークやアウトドアを背景に持つ無骨な一足、さらには異なる文化や用途を掛け合わせたユニークなデザインまで、レザーシューズの魅力は決してひとつではない。
by BODE
外履き仕様の
ハウスシューズ

家の中で過ごすためのスリッパをそのまま街へ連れ出したようなボーディーを代表するレザーシューズ。かつて小さな職人工房だった、三代続くイタリアのシューズファクトリーによって製作されている。ミニマルさはもちろんのこと、どこか紳士的な佇まいも感じ取れる。伝統的なハウスシューズや住空間での暮らしから着想を得ながらも、外を歩くための実用性がしっかり具備されているのも嬉しいポイントだ。
by visvim
ヴィンテージカーと
一体になるために履く

ヴィンテージカーを運転する体験から着想を得た“VISVIM MOTORS CLUB”のために生まれた力強いペア。ステアリングやアクセルから伝わる振動、エンジンの音や匂いまで、古い車を操る行為そのものを楽しむための一足だ。アッパーにはイタリア産のカンガルーレザーを採用し、ハンドステッチで仕上げることで手仕事の温もりも感じられる。レザーとヴィブラムラバーを組み合わせたソールやコルクインソールなど、履き心地と機能性も抜かりない。ドライブという特別な時間に寄り添う、ビズビムらしいレザーシューズだ。
by AURALEE
素材を楽しむ
シンプルさ

薄いソールと横幅を抑えたラストが生むスマートなシルエット。アッパーの装飾を抑えることで、伸びやかな美しさが際立つ。極限まで削ぎ落とされたデザインと、それぞれの曲線が呼応する調和のとれた造形はずっと眺めていたくなるほどだ。レザーには、馬の首元の部位のみを使用しており、そのきめ細かさと柔らかさは、エレガントな印象を与えるだけでなく、格別な足馴染みの良さも生み出す。
by PHIGVEL
オールドアウトドアを体現した
ユーモラスなレザーシューズ

スコットランドの伝統的なギリーと素朴なモカシンを掛け合わせた、フィグベルならではの一足が登場した。羽根にシューレースを通すギリー特有の構造に、取り外しできるキルトを組み合わせている。アッパーにはたっぷりと油分を含んだグィディ社のカーフレザー、表情豊かな一足へと育っていくことは間違いなさそうだ。アウトソールにはボートアクティビティのために開発されたヴィブラム社のウェーブ・グリップソールを採用し、頼れるタフな機能性も備えている。
by NICENESS
異なるルーツを融合した
マウンテンブーツの新解釈

1970年代のイギリス製マウンテンブーツ、アメリカ製モカシンブーツ、フランス製チロリアンブーツのデザインを、ナイスネス独自の解釈でミックスした革新的な一足。アッパーには馬具にも使用されるほど頑丈なオイルドワックスカウレザーを、履き口には柔らかい蝦夷鹿のレザーを用いるなど、パーツごとに適した素材を使い分けている。職人の手仕事による立体的なハンドステッチなど、細部にまで宿るクラフツマンシップに心がくすぐられ、ずっしりとしたフォルムもたまらない。
by BIRKENSTOCK
足元に添える
さりげない個性

飾り気のない佇まいにビルケンシュトックならではの快適性を組み合わせた、どんな装いにも自然と馴染んでくれそうな一足。特徴的なステッチと丸みを帯びたシューレースがキャラクターを膨らませている。このエフォートレスな感じがまた魅力的だ。フットベッドは取り外し可能で、しっかりと歩行をサポート。天然ゴムのアウトソールは高いグリップ力を約束してくれる。旅にもちょっとした散歩にも活躍してくれる、サンダルのような気軽さを宿したレザーシューズだ。
by ABSENTEE
ドレスシューズのように
長く付き合えるサンダル

27春夏にローンチを控える、レザーサンダルをメインアイテムの1つとして展開しているブランド、アブサンティー。ドレスシューズのラストをベースに、オープントゥとしては世界初のグッドイヤーウェルト製法を採用。トゥスチールも備えられており、本格的なレザーシューズをベースにした作りが特徴だ。サンダルならではの抜け感もありながら、スタイリングを品よくまとめてくれるのはこの靴ならではだろう。
| Photo Taijun Hiramoto | Text Samuel Pattison Ayuko Hashimoto |












