The Leather Index Part.2 Footwear & Bags
これからもともにしたい レザープロダクツ
レザーをまとい、ともに歩む日常には、言葉では表せない奥行きが生まれる。袖を通すたびに体に馴染むジャケット、歩くほどに自分の足の形へと変わるシューズ、そして日々の記憶を刻み込みながら艶を増していくバッグや小物たち。天然素材であるレザーは、持ち主の生き方を映し出す鏡のような存在だ。このページでは、日常に深みを与えてくれるさまざまなレザーアイテムを紹介する。
by NICENESS

芸術家の足跡を辿る
ヴィンテージ加工の妙
USミリタリーのボートシューズと、画家ジョージア・オキーフが愛用して使い込まれたスニーカーから着想を得た一足。ベロアやステアなど質感の異なる多様なレザーを組み合わせたアッパーには、手作業による丹念なペイントとダメージ加工が施されている。レザーシューズの端正な製法にヴィンテージの風合いを宿したその佇まいは、履き込むほどにさらに深い表情へと育っていくはずだ。
by JOHN LOBB

最高峰のスエードに学ぶ
軽やかなる贅沢
極上のカーフとスエードをまとったジョンロブのダービーシューズ。細身でエレガントなラストとクッション性の高い厚みのあるスミスソールを組み合わせ、伝統的な意匠と現代的なコンフォートが見事に調和している。ミッドナイトとミストの色彩のコンビネーションは、大人の足元を上品に彩ってくれそうだ。
by PHIGVEL

削ぎ落とされてこそ感じる
センターシームの存在感
フィグベルとレイディ・ホワイト・コーによるコラボレーションシューズ。上質なイタリア製カーフスキンレザーをアッパーに用い、センターに走るスプリットシームが特徴的な佇まいを演出している。丸みを帯びた足先とほんのり細身のシルエットが絶妙なバランスを生んでおり、フォーマルな装いにもデニムのようなカジュアルにも映えそうな汎用性の高さが魅力だ。
by visvim

経年変化を愛でる
工芸品的一足
タイムレスなものづくりを体現するビズビムのブーツ。アッパーには、独自の風合いを引き出すために特殊な加工を施したホースハイドを採用。一点一点異なるシワやムラ感は、天然素材ならではの生命力を感じさせる。ハンドメイドに加え、履き込むほどに足に馴染むコルクインソールとビブラム社製アウトソールの組み合わせは、まさに一生モノと呼ぶに相応しい完成度だ。
by BIRKENSTOCK 1774

歴史的なアーカイブを繋ぐ
ハイエンドなサンダル
名作のアリゾナとボストンを融合させた革新的なデザイン。贅沢な厚みを持つカザドールスエードのアッパーに、フットベッドまで同色のナパレザーで覆ったエクスクイジット仕様が、これまでにない上質な履き心地をもたらしてくれる。過去のアーカイブに敬意を払いつつモダンな一足へと昇華させた、まさにレザーの質感を肌で感じるためのプロダクトだ。
by LARRY SMITH

無骨さと
遊び心の融合
手作業で縫われたステッチワークとディアスキンレザーに銀のコンチョが映えるバッグ。ネイティブアメリカンの文化に敬意を表したラリースミスとネイティブアメリカンで現代アーティストのジェイクフラグアとのコラボレーションライン。実存する“夜に咲く花”が鮮やかなアクセントとなっている。ジェイクのハンドペイントが施されたアートピースであり、無骨さと遊び心が同居している。
by ARTS&SCIENCE

彫刻のような
ランタンフォルムバッグ
やわらかなグレージュのゴートレザーが、光をやさしく受けて自然な艶を見せる。装飾を削ぎ落としたランタン型のフォルムは、まるで彫刻のような佇まいですらある。丸みのあるシルエットの包み込むような柔らかさと凛としたミニマルさが、持ち主の品を高めてくれそうだ。春の軽やかな装いにぴったりのバッグ。
by OUR LEGACY

時をまとうディープレザーの
端正な佇まい
イタリア製ベジタブルタンニン鞣しのフルグレインカウレザーを用いたバッグ。トートとしての十分な容量に加え、フラップ付きの開閉とフロントポケットが実用性を高め、シーンによってはショルダーとしても使えるコンバーチブル仕様。細部に配されたシカゴスクリューや調節可能なストラップが、控えめでありながら計算されたデザイン性を感じさせる。
by POLO RALPH LAUREN

育てて深まる
ブラウンの包容力
何十年もの時を経てきたかのような、ラルフ ローレンの歩みを象徴するバッグ。ヘリテージな風合いが、手にした瞬間から圧倒的な存在感を放つ。堅牢なブラスパーツと、時を刻むほどに馴染むタフなステッチワーク。ともに歩むことで刻まれる傷さえも、新たなヘリテージとして輝き始めるのだろう。
by LEMAIRE

身体と共鳴する
スカーフの残像
身体に寄り添うフォルムが、スカーフを無造作にまとったかのようなトロンプルイユを描き出してくれる、ルメールのレザーバッグ。贅沢なナッパレザーに結び目やねじりを活かしたストラップ。操るたびに変化する自由なシルエットは、日常にさりげないユーモアをもたらしてくれるに違いない。
| Photo Taijun Hiramoto | Edit Samuel Pattison Haruka Aoki |












