The Leather Index Part.2 Footwear & Bags

これからもともにしたい レザープロダクツ

レザーをまとい、ともに歩む日常には、言葉では表せない奥行きが生まれる。袖を通すたびに体に馴染むジャケット、歩くほどに自分の足の形へと変わるシューズ、そして日々の記憶を刻み込みながら艶を増していくバッグや小物たち。天然素材であるレザーは、持ち主の生き方を映し出す鏡のような存在だ。このページでは、日常に深みを与えてくれるさまざまなレザーアイテムを紹介する。

Footwear
Georgia NN Leather Yacht Shoes
by NICENESS

Shoes ¥110000 by NICENESS (ELIGHT Inc.)

芸術家の足跡を辿る
ヴィンテージ加工の妙

USミリタリーのボートシューズと、画家ジョージア・オキーフが愛用して使い込まれたスニーカーから着想を得た一足。ベロアやステアなど質感の異なる多様なレザーを組み合わせたアッパーには、手作業による丹念なペイントとダメージ加工が施されている。レザーシューズの端正な製法にヴィンテージの風合いを宿したその佇まいは、履き込むほどにさらに深い表情へと育っていくはずだ。

SMITH
by JOHN LOBB

Shoes ¥305800 by JOHN LOBB (JOHN LOBB JAPAN)

最高峰のスエードに学ぶ
軽やかなる贅沢

極上のカーフとスエードをまとったジョンロブのダービーシューズ。細身でエレガントなラストとクッション性の高い厚みのあるスミスソールを組み合わせ、伝統的な意匠と現代的なコンフォートが見事に調和している。ミッドナイトとミストの色彩のコンビネーションは、大人の足元を上品に彩ってくれそうだ。

Split Seam Shoe
by PHIGVEL

Shoes ¥83600 by PHIGVEL (PROD)

削ぎ落とされてこそ感じる
センターシームの存在感

フィグベルとレイディ・ホワイト・コーによるコラボレーションシューズ。上質なイタリア製カーフスキンレザーをアッパーに用い、センターに走るスプリットシームが特徴的な佇まいを演出している。丸みを帯びた足先とほんのり細身のシルエットが絶妙なバランスを生んでおり、フォーマルな装いにもデニムのようなカジュアルにも映えそうな汎用性の高さが魅力だ。

GORNERGRAT MID-FOLK
by visvim

Boots ¥226600 by visvim

経年変化を愛でる
工芸品的一足

タイムレスなものづくりを体現するビズビムのブーツ。アッパーには、独自の風合いを引き出すために特殊な加工を施したホースハイドを採用。一点一点異なるシワやムラ感は、天然素材ならではの生命力を感じさせる。ハンドメイドに加え、履き込むほどに足に馴染むコルクインソールとビブラム社製アウトソールの組み合わせは、まさに一生モノと呼ぶに相応しい完成度だ。

222 West Suede
by BIRKENSTOCK 1774

Sandals ¥86900 by BIRKENSTOCK (Birkenstock Japan Customer Service)

歴史的なアーカイブを繋ぐ
ハイエンドなサンダル

名作のアリゾナとボストンを融合させた革新的なデザイン。贅沢な厚みを持つカザドールスエードのアッパーに、フットベッドまで同色のナパレザーで覆ったエクスクイジット仕様が、これまでにない上質な履き心地をもたらしてくれる。過去のアーカイブに敬意を払いつつモダンな一足へと昇華させた、まさにレザーの質感を肌で感じるためのプロダクトだ。

Bags
LEATHER STITCHED DEERSKIN BAG
by LARRY SMITH

Bag ¥510400 by LARRY SMITH (LARRY SMITH Meguro Store)

無骨さと
遊び心の融合

手作業で縫われたステッチワークとディアスキンレザーに銀のコンチョが映えるバッグ。ネイティブアメリカンの文化に敬意を表したラリースミスとネイティブアメリカンで現代アーティストのジェイクフラグアとのコラボレーションライン。実存する“夜に咲く花”が鮮やかなアクセントとなっている。ジェイクのハンドペイントが施されたアートピースであり、無骨さと遊び心が同居している。

Oval Lantern Bag
by ARTS&SCIENCE

Bag ¥104500 by ARTS&SCIENCE DAIKANYAMA

彫刻のような
ランタンフォルムバッグ

やわらかなグレージュのゴートレザーが、光をやさしく受けて自然な艶を見せる。装飾を削ぎ落としたランタン型のフォルムは、まるで彫刻のような佇まいですらある。丸みのあるシルエットの包み込むような柔らかさと凛としたミニマルさが、持ち主の品を高めてくれそうだ。春の軽やかな装いにぴったりのバッグ。

GRANDE SAVANT BAG
by OUR LEGACY

Bag ¥186000 by Bag ¥250800 by OUR LEGACY (EDSTRÖM OFFICE)

時をまとうディープレザーの
端正な佇まい

イタリア製ベジタブルタンニン鞣しのフルグレインカウレザーを用いたバッグ。トートとしての十分な容量に加え、フラップ付きの開閉とフロントポケットが実用性を高め、シーンによってはショルダーとしても使えるコンバーチブル仕様。細部に配されたシカゴスクリューや調節可能なストラップが、控えめでありながら計算されたデザイン性を感じさせる。

Heritage Leather Tote
by POLO RALPH LAUREN

Bag ¥96800 by POLO RALPH LAUREN (RALPH LAUREN)

育てて深まる
ブラウンの包容力

何十年もの時を経てきたかのような、ラルフ ローレンの歩みを象徴するバッグ。ヘリテージな風合いが、手にした瞬間から圧倒的な存在感を放つ。堅牢なブラスパーツと、時を刻むほどに馴染むタフなステッチワーク。ともに歩むことで刻まれる傷さえも、新たなヘリテージとして輝き始めるのだろう。

SCARF BAG
by LEMAIRE

Bag ¥186000 by LEMAIRE (EDSTRÖM OFFICE)

身体と共鳴する
スカーフの残像

身体に寄り添うフォルムが、スカーフを無造作にまとったかのようなトロンプルイユを描き出してくれる、ルメールのレザーバッグ。贅沢なナッパレザーに結び目やねじりを活かしたストラップ。操るたびに変化する自由なシルエットは、日常にさりげないユーモアをもたらしてくれるに違いない。

Photo  Taijun HiramotoEdit  Samuel Pattison  Haruka Aoki

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