New Authentic Catalogue

着ることで完成する
計算されたドレープ感

軽く柔らかいカシミアと裏地にシルクを使用した濃いチャコールグレーのバルカラーコート。身幅をたっぷりと取った直線的なパターンと良質な素材により、シンプルなデザインながら美しいドレープ感を楽しむことができる。1枚で完結する強さを持ったこのプロダクトは、袖を通して初めて生まれる独特の表情にも注目だ。

ノートからPCまで収納できる
現代版ワークジャケット

長野県の山麓で服作りを行う吉本天地が手がけるブランド、アマチ。自身が手ぶらで打ち合わせに向かいたいという思いから作られたジャケットはA4ノートから13インチのPCまでがポケットに収納可能。労働者への機能性を考えて進化を続けてきたワークウエア。このアイテムは現代のライフスタイルに合わせて生まれた新しい1着だ。

伝統的なローファーに
大胆な遊び心をのぞかせて

毎シーズンカラーパレットを変えて登場する「TWINS」は、配色やディテールの異なる左右を組み合わせ完全な一足を作るというコンセプトの、アーティなルックスが人気のシリーズ。伝統的で端正なローファーも遊び心がプラスされ個性的に。今季はベージュとブラウンが組み合わさったナチュラルなカラーリングで、秋口に早速取り入れたい一足だ。

ミリタリーの意匠を継ぐ
シルエットの再解釈

ピーコートは海軍の冬服として誕生し、ビートニク文化の発展と共にファッションアイテムとして浸透した歴史を持つ。厚手のウール地や短くカットされた丈など当時のディテールに影響を受けながらも、丸みを帯びたモダンなシルエットが際立つルメールの1着。中にはシャツやネクタイを仕込んで上品でクラシックなVゾーンの遊び心を意識したい。

スカーフのように首元を彩る
美しくカジュアルなネクタイ

ネクタイを使った着こなしが新鮮に感じられる今季のムード。使い慣れていないネクタイを取り入れるのは難易度の高いものだが、淡いチェック柄が印象的なアワーレガシーのネクタイは堅苦しさがなく、スカーフのように気軽に首元を彩ることができる。

濡れない足元を実現した
世界初のブーツ

ハイテクスニーカーとは切り離せないGORE-TEXだが、同素材を初めて靴に用いたのが1979年に生まれたダナーライトだ。最大の特徴は当時の最新素材を用いながら、ハンドメイドによる快適な履き心地を追求している点。現代でも古さを感じさせないフォルムは、クラシックスタイルが再注目される今だからこそ選びたいブーツだ。

上質な生地で紳士的に
生まれ変わったワークの銘品

カウボーイたちの使用を考えた機能性と、そのデザイン性の高さから幾多の人々を魅了してきたラングラー初のデニムジャケット「111MJ 1951MODEL」。無骨なイメージのあるデニムジャケットを英国を代表する「フォックスブラザーズ」の上質な生地を用い、紳士的な雰囲気に仕上げた本作は、まさにニューオーセンティックと呼べる一品。