blending in STONE ISLAND

「僕は10代の頃にロンドンに住んでいたのですが、ロンドンっ子なら誰しもが憧れるブランドでした。いわゆるハイブランドとはまた違うステータスがあるというか、ストーンアイランドに身を包むことで得られる精神性や仲間意識があると感じます。リアム・ギャラガーやダミアン・ハーストがよく着ているように、アバンギャルドな人が選ぶ象徴的なアイテムでもありますが、それでいてイタリアブランドならではの品もあるのが好きですね。
ハンティングやマリンといったアウトドアカルチャーからインスピレーションを得ている機能的なデザインにも男心をくすぐられます。僕はバックカントリースキーをするために雪山によく行くのですが、そのときにはニットをよく着ています。そのようなアウトドアでも実用性の高いタフさや無骨さがありながら、そのまま飛行機に乗ったりホテルに泊まっても成立する品がやはりある。上質な作業着のようで、いつでもどこでも信頼して身を預けられる服ですね」。ストーンアイランドと松田翔太。日常的に愛用している松田だからこそ、アイテムの特徴を熟知し、リアルに着こなす。松田がストーンアイランドを選ぶ理由には、自身のスタイルとの結びつきの強さがあるようだ。

現在39歳である松田は、年齢とともにファッションに求めることが変わってきたと話す。「ファッション的なステータスや上質さ、そして人に与える印象やエチケット、マナーとしても気分のいい服が好きです。若い頃は毎日スーツを着ていました。雅(みやび)に見られたいというわけではなくて、楽なんですよね、スーツって。“きちんとしている人”という表現になりますし、ポケットが多く付いていて機能的でもある。それから歳を重ねるごとにファッションを楽しむ感覚も変わってきました。自分の身長と顔つき、人種、髪型、そして自分の好きなアティテュード(態度)や内面性を自然に引き出してくれる服がいいと思うようになってきたんです。いい意味で人や場に対して気を遣いたくないというか。その意味でも、僕が求める条件がストーンアイランドには揃っています。最高級のファブリックの着心地はもちろん、地球に馴染むような絶妙で自然なカラーリングはどのような場所でもエレガントで映える。能ある鷹は爪を隠すではないですが、ストーンアイランドにはそういう知的さも垣間見えます。つまりは心に余裕や豊かさを与えてくれる服だと思っています。そうやって自分の心が求めるものを満たしてくれる、自分のマナーを守って生きていくためにたどり着いた服が、僕にとってのストーンアイランドです」。

STONE ISLAND JAPAN 0120-988-943