Bags and Shoes Vol.2

ともに旅に出たくなる相棒たち

お気に入りのバッグやシューズを身につけていると、いつもの道より少し遠回りをしたくなったり、意味もなく遠出したくなる気持ちになるのはなぜだろうか。それと同じように、自分だけの審美眼やストーリーを持った本当に良いものを持っていく旅は、自身への新たな経験やまだ見ぬ景色を見せてくれることだろう。旅の質や心地よさは、持っていくものによって決まる。ここではそんな、ともに旅に出たくなるバッグとシューズを紹介する。

旅先での小容量バッグ
STÜSSY

Bag ¥33000 by STÜSSY (STÜSSY JAPAN)
南の素材と色を取り入れる
夏の旅先での選択肢

旅先のシーンでは予期せぬ出会いがつきもの。たまたま見かけたお店でどうしても手に入れたいものを見つけたり、いつの間にか荷物が増えてしまうこともある。買い物で増えた紙袋をたくさん抱えて歩き回るのはわずらわしいが、今季のステューシーからリリースされたラフィア製のトートはサイズ感がちょうど良い。小さすぎず、かといって大きすぎず、移動の多い旅先での動きに対応してくれる。これなら旅先で急に荷物が増えたとしても収納できるので、自由に旅を楽しむことができるだろう。ヤシの特有の素材感や、鮮やかなレッドのカラーリングはまさに夏の旅にうってつけだ。

Aeta

Bag ¥38500 by Aeta
旅の緊張感に寄り添う上質なものづくり

初めて訪れる土地で美術館に足を運ぶなら、丁寧に作られた上質なものを身につけて背筋を伸ばして向き合いたい。品のあるシボ革が強く主張することなく洗練を極めることができるアエタのボンサックはそんなシーンにピッタリ。小ぶりな巾着の第一印象に反して、マチがしっかりあるため旅先での移動時に必要な小物は全て入れることができる。

PHIGVEL

Bag ¥46200 PHIGVEL (PROD by Phigvel Makers Co.)
旅行先での心配を無くす
新たな発見をくれるプロダクト

旅先では色々なローカルフードを食べ歩いたり、沢山のお土産を購入したり、手は出来れば自由でいたい。中目黒のヴィンテージストアジャンティークの企画のもとフィグベルが製作を担い誕生したこのプロダクトはパスポートや財布など、肌身離さず持っておきたい物を入れておくのに最適な大きさでエプロンのように首からかけることで旅先での手が塞がってしまう問題を全て解決。3種類の持ち運び方法を楽しめるこのプロダクトはレザーを使用している事でどんな持ち方でも上品に見える。空いたその手は新たな発見への近道となる。

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE

Bag ¥35200 by PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE (ISSEY MIYAKE INC.)
軽やかな機能性と心地よさに宿るエレガンス

品のある装いを保ちながら、軽くてコンパクトに持ち運ぶことができる上に、シワにもなりにくいという機能性も持ち合わせるプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケのアイテムは、まさに旅の相棒に求める要素を全て満たしていると言える。一つのパーツで全体を構成したメッシュ素材のショルダーバッグが、旅先でのあらゆるスタイルにエレガントなアクセントをもたらしてくれる。

CFCL

Bag ¥53900 by CFCL (CFCL OMOTESANDO)
晴れた空と海に鮮やかに映えるストライプ

暖かい南国によく似合う爽やかな配色のメッシュバッグは、ストラップのドットボタンの留め外しでフォルムを変えることができる仕様。100%リサイクルポリエステルで作られた透け感のある編み地は水にも強く、ビーチへの荷物を詰め込むのに最適だ。スイムウエアやタオル、寝転びながら読みたい本とドリンクなどがしっかりと収まるサイズ感。

seya.

Bag ¥29150 by seya.
南国のムードある独創的なラフィアバッグ

まるで1枚の袋にざっくりと深い切り込みを入れたようなラフィアバッグ。手のひらに馴染むやわらかな質感と編み目の細かさによって、財布や携帯などの小物を上品に包みこんでくれる。カラーリングは今回のコレクションテーマであるエジプトの“シワ・オアシス”の塩湖から来ているもの。南の土地のムードを感じるラフィアバッグとともに、心地よい旅に出かけてはいかがだろうか。

nanamica

Bag ¥27500 by nanamica (nanamica DAIKANYAMA)
軽さと丈夫さを兼ね備え
自由度高くアクティブに

生地の組み立て方次第で、折りたたみのショルダーバッグやダッフルバッグなど3種類の形に変化。シチュエーションに合わせて使用することができる自由度の高さが、旅先での行動力を掻き立てる。ポリエステル65%とコットン35%をミックスした糸で織り上げているため軽やかでありながら、キルティングで2枚の布を重ねていて丈夫に仕上がっている点も、旅先で重宝するポイント。

Photo Takafumi Uchiyama (Location) Toru Oshima (Studio)Edit Shohei Kawamura Rikako Goto Aya Sato Jo Kasahara

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