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Wardrobe 旅の思い出を共にするもの

Wardrobe 旅の思い出を共にするもの

Comb

Comb (The Traditionalist-The Godfather) ¥6480, Comb (The Traditionalist-The Eldest) ¥6480, Comb (Il Piccolo) ¥3240, Comb (The Conciliator) ¥6480, Comb (The Impudent) ¥3240, Comb (The Casanova) ¥3240 by Officine Universelle Buly
髪質に合わせたコームでヘアスタイルも完璧に

ビュリーのコームはとにかく種類が豊富である。スイスにある工房で職人の手によって作られる高品質なセルロースを原料としたアセテート素材の櫛は、それぞれの髪質や用途に合わせてたくさんの種類が取り揃えられている。例えばアフロヘア用のコームや、カールヘア・縮毛・剛毛用のコーム、髭を整えるための髭専用コームなど、ユニークなものも多い。肌のケアグッズが体質によって異なるように、ヘアケアも自分にあったコーム選びから始めたい。海風や海水で軋んでしまった髪の毛もビュリーのコームがあればすぐに美しくなびくはずだ。ビュリーなら自分にぴったりのコームが必ず見つかるはず。

Oral care
今も昔も変わらないフランスのシンプルケア

ほとんどのホテルでは使い捨ての歯ブラシセットが用意されていることが多いが、丈夫で長持ちするビュリーの歯ブラシは旅先にも是非持っていきたい。アセテートの肢には名前やイニシャル、好きな言葉などの文字を印字することができる。天然素材にこだわったアナグマの毛やシルク素材のブラシは歯茎を傷付けずに優しくケアしてくれる。ビュリーのマウスウォッシュと歯磨き粉には南フランスで湧き出る温泉水が使われており、その温泉水には歯周病の予防や粘膜の治療に効果的な成分が含まれているという。銅の抗菌作用に着目した銅製の舌クリーナーは至ってシンプルな作りだが昔ながらの知恵とアイディアが詰まっている。

L to R
Toothbrush(silk) ¥6156, Toothbrush(badger) ¥6156, Tongue scraper ¥1296, Mouth wash ¥4212, Tooth paste ¥3132 by Officine Universelle Buly
Pajama

Pajama top ¥118800, Pajama pants ¥105840 by The Elder Statesman (EDSTROM OFFICE)
非日常も楽しむ特別なナイトウェア

開放的な旅では一癖あるこだわりのパジャマで非現実な時間を過ごしたい。エルダー・ステイツマンといえば世界各国から集めた上質なカシミアをふんだんに使用したLA発の高級ニットブランド。ロサンゼルスの自社工場で丁寧に仕立てあげられたニットの高いクオリティーには定評があり、ニット製品のイメージが強いブランドだが、今シーズン登場したシルクのパジャマセットアップを是非とも紹介したい。素材へのこだわりが強いブランドなだけにニットはもちろんのこと、このシルク製パジャマの肌触りも実に滑らかで心地が良い。独り部屋で過ごすには惜しいほどゴージャスでインパクトのある一着だ。サイケデリックな印象の柄も開放的な旅にマッチしたデザイン。

Underwear
快適な時間を邪魔しない着心地

どんなシチュエーションも思い切り楽しむためには快適な下着が必需品だ。1860年から高品質な男性用アンダーウェアを作り続けている英国を代表する日常着の老舗、サンスペルのボクサー・パンツはその肌触りの良さでどんな土地でも快適さを与えてくれる。綿の中でも最高級素材とされるシーアイランド・コットンを使用して作られたボクサーショーツは自社工場の限られた職人の手によって生産されている。常にハイクオリティーな品質を届けたいというサンスペルの創業から現在に至るまで受け継がれてきたクラフトマンシップが長い間愛され続けるブランドを確立させている。ディテールとフィット感を追求したステラ マッカートニーのランジェリーは女性のボディーを最大限に美しく魅せてくれる特別なアイテム。繊細なレースと上品なべルベット素材を組み合わることによってステラ マッカートニーらしいエレガントでフェミニンな女性像を印象付ける。デザイン性だけでなく体型に調和する着心地が女性にとっても嬉しい魅力だ。

Boxer pants ¥27000 by SUNSPEL (SUNSPEL Omotesando) Brassiere ¥16848 Panties ¥11016 by STELLA McCARTNEY LINGERIE (TANI JAPAN)
Watch
Rolex GMT-Master

ROLEX GMT-MASTER REF.1675 1978 SS&YG ¥1738000, ROLEX GMT-MASTER REF.1675 M 1966 Gilt Dial ¥3658000 (ANTIQUE CORLEONE)

 
 

飛行機乗りから生まれた永遠の名作ウォッチ

GMT-MASTERはかつてその利便性からパイロットから人気を博したモデルで、その輝かしい歴史へのロマンから現在でも世界を旅する人々や愛好家たちの間で愛され続けている。原宿に店を構えるヴィンテージロレックス・チュードル専門店CORLEONEには常に上質なヴィンテージモデルが所狭しと並ぶ。そんなCORLEONEで二本の美しいGMT-MASTERを紹介して頂いた。
 
力強いゴールドの輝きが大人の風格を表す1978年製のGMT-MASTER REF.1675 SS&YG。「この黒金モデルのルーツはGMT-MASTERの定番、”ペプシ”とも呼ばれている赤青ベゼルがルーツにあるんです。赤青ベゼルのGMT-MASTERといえば当時パイロットウォッチとしてアメリカ、パンナム空港のパイロットから正式に採用されていたモデルでした。べゼルを赤と青に配色することによってパイロットが二カ国の時間を瞬時に見ることができるという仕組みで、シンプルながら当時としては画期的なものだっだんです。
 
GMT-MASTER REF.1675 SS&YGは、ゴールドがひとつのステータスだった60~70年代、社交界などの場につけていくために作ってほしいというパンナム航空のパイロットたちからの要望で作られるようになりました」。意外にもあまり知られていないという話であるそうだが、この時計を身につける時にはロマンあるストーリーに酔いしれたいもの。「当時からロレックスは常にプロスペックで作られているため、ただデザインされただけの美しさではなく全てのデザインに意味がある機能美なのです」。それこそがロレックスが色褪せない輝きを放ち、今でも価値を下げることなく世界中で愛好されている理由なのだろう。
 
さらに、なかなかここまで良い状態で出回ることは少ないという、ヴィンテージならではの風合いにロマンを感じる1966年製のGMT-MASTER Ref.1675 M Gilt Dial。 リベットブレスと呼ばれるブレス部分は一枚のステンレスの板を巻いて作られ、サイドに鋲が打ってあるという非常に手の込んだ作り。ステンレスの厚さも薄く、程よい華奢さが身につけた時にシャープで上品な印象を与える点もこの時代の特徴。通称「デベソ」と呼ばれている少し突起した王冠マークが60年代のオリジナルブレスであることを象徴している。「GMTマスターを購入したお客様の多くは出張や旅先で役立つと喜んでくださっています」。テクノロジーが発達した現代ではデジタルの方が正確な時間を知ることができるのかもしれない。しかしその中でもロレックスが今でも人々を魅了して止まないのは機能美と歴史ある永遠のロマンがあるからなのだ。

Camera

L to R
CONTAX T3D/BK ¥ask, OLYMPUS XA A11 ¥ask by Film Camera Tokyo (Film Camera Tokyo Harajuku)

 
 

デジタルカメラには無い偶発の魅力

旅先で目にするものは全てが新鮮で美しく見えるもの。その時の感情や景色を記録するために私たちは「カメラ」で写真を撮る。その大切な旅の1ページはスマホでもデジタルでもなくあえてフィルムに焼きつけたい。写真家、山谷佑介はコンパクトフィルムカメラの魅力についてこう語る。「大判カメラは自分のコントロールが全て反映されるけど、コンパクトカメラは自分が思ってもない偶発性を持っていて、ある意味シャッターを押す責任が全部自分じゃないってこと。もちろん失敗もあるけどそこがいい」。フィルムを現像してみたときに写真がブレていたり暗くてよく見えなかったりするのは、その旅先の風景や行った先々の温度感の記録でありそこがフィルムカメラ特有の温かみだ。「コンタックスのT3は一台あれば、ある意味なんでもできます。カメラを始めた頃からT3とは仲良くさせてもらっています。知り尽くしてるからこそ使う時はあえてオートにするんです。T3は暗い場所でも結構頑張ってくれる。すぐぶれるんだけど(笑)」。
 
旅に持っていくカメラは大きさや重さも大事なポイントだ。「コニカのRECORDERってカメラは折り畳みの財布よりも小さい。しかもハーフサイズで覗いたときに横位置で撮れる。当時のグッドデザイン賞を獲ってて、デザインもいいんです。日付も入るしフラッシュも付いている。オリンパスのXAシリーズもオススメです。自分で絞りをやらなきゃいけないからマニュアル度合いが強いけど、それゆえに失敗を楽しめる」。オリンパスXAはレンズキャップがスライドカバーになっているため、旅先での大切な瞬間を逃さずすぐにシャッターが切れるのが魅力だ。また、シチュエーションや訪れる場所によっても使うカメラを変えるのも面白い。「家族で出かける時はFUJIのCARDIA HITEを持って行く。中古で安く買えるから、子供が落として壊しちゃってもイライラしない(笑)。それでもF値が2.8あるから暗い場所にも強いし、ボケ味も綺麗。セルフタイマーが付いているのも家族旅行にはいいんじゃないですか?」。近年はスマートフォンのカメラ機能が年々精度を上げる中、フィルムカメラの需要が高まっている。それについて山谷はこのように捉えていた。「写真術の歴史は、人がメモとか日記のように気軽に写真が撮れることを求めてきたけど、でもどうやら”写真”ってメモとか日記とも違う。みんなうっすらそれに気付いてるんだよ」。旅先の景色や大切な思い出。記録よりも記憶やその時の感情や偶然をもコンパクトフィルムカメラはお金では買えない素敵な土産を持たせてくれるはずだ。

 
 
 

Photo Taijun Hiramoto Text Mayu Kakihata Special Thanks TRUNK (HOTEL)

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