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UNDERCOVER × OFF-WHITE™ COLLABORATION
Jun Takahashi (UNDERCOVER) × Virgil Abloh (OFF-WHITE™)

UNDERCOVER × OFF-WHITE™ COLLABORATION
Jun Takahashi (UNDERCOVER) × Virgil Abloh (OFF-WHITE™)


 
 

インパクトとユーモアのあるキワキワの
コントムービーを作りたかった

コラボレーションのテーマについて聞いてみると。「両ブランドのグラフィックのMIXを実現できたら面白いと思った」と話す高橋に呼応するようにヴァージルは「そうまさに、2つのブランドの融合、コラボレーションをひとつのブランドとして一体化させたかった。グラフィックのテーマは『スケルトン』。コレクションのデザインとアイディアは2017年に始まったんだ。僕がルイ・ヴィトンをやるよりもずっと前から進めていたんだ。両方のブランドが共通の側面を持っていたからすごく自然でまるでクチュールを作っているかのような瞬間があったよ。でも最終的にはJUNが総合ディレクションを務めたフィルムがフーディー、Tシャツ、デニムのストーリーを作り上げたと思う。」
 
このコラボレーションが大きな話題を呼んだポイントのひとつにムービーフィルム、キャンペーンビジュアルがある。これはアンダーカバー・プロダクションによって企画制作された。90年代のあるバラエティ番組からインスパイアされたコメディタッチの作品で両ブランドのイメージからは想像できない驚きのある内容だった。「竹中直人さんという日本のサブカルチャーを網羅する俳優さんを起用し、インパクトとユーモアのあるキワキワのコントムービーを作りたかった。そのキワキワのムービーをヴァージルが気に入ってくれたことはこのコラボレーションの中でも特に嬉しい印象的なことでした」と高橋は制作の意図を話す。「このコラボレーションの中で一番興奮したのはムービーフィルムの制作だった。僕にとってはこれまでのファッションコンテンツのアイディアの限界を超えることだった。世界中にある多くのキャンペーンビジュアルは単なるルックブックとしての存在でしかない。だからこそこのキャンペーンで大切にしたのはデザイナーとして自分たちをワクワクさせるものであるかどうかなんだ。僕たちはUNDEROFFWHITECOVERSのフィルムである種のリスクを背負いながらチャレンジングに異なる文化に新たな境地を開いたように感じたんだ」とヴァージル。
 
 

プロダクトを作るだけでなく、
それ以上の理由が必要

またコラボレーションの大切なポイントに関して高橋は「お互いへのリスペクト。ビジネスライクではない個人的な繋がりや信頼感を大切にしたい」と話す。「ただ単にコラボレーションのプロダクトを作るだけでなく、それ以上の理由が必要なんだ。ひとつひとつのものには強い基盤と信頼関係が必要で、それはたくさんあるコラボレーションでよく見逃されてしまっている。僕のマインドの中にはカルチャー的要素が必要不可欠。そして僕たちが作り上げたムービーフィルムには重要な役割があって、お互いを結ぶ文脈や背景、そして自分たち自身を表現するということがとても大切だった」とヴァージルはこのコラボレーションの意味の大切さを熱く語る。

L to R
T-shirts ¥35000 T-shirts ¥36000 T-shirts ¥36000 T-shirts ¥36000 BAG ¥55000 (eastland) 
ここでは代表的なグラフィックのアイテムを紹介。他にもパーカ、ショートパンツ、デニムパンツがリリースされた

ムービーとともに発表されたキャンペーンビジュアルムービーもwww.undercoverism.comで見ることができる

 

ストリートカルチャーをモードに
移し替えたことは大きな功績 – Jun Takahashi –

このコラボレーションはお互いをリスペクトし合い、時間をかけて作られてきた信頼関係のもとに作られたものであることが伝わってくる。高橋はヴァージルの人柄を信頼し「ストリートカルチャーをモードに移し替えたことは大きな功績」とヴァージルの世界的影響力を賞賛し、ヴァージルはそのオリジナルは高橋だと長きに渡り尊敬し続けてきた。「僕たちは異なるカルチャーを持っている。でも僕は彼の持つカルチャー、日本の影響力と彼の働き方へのアプローチをリスペクトしている。彼の視点と本質に憧れているんだ」と話す。
 
2人に対して同じ質問を投げてみた。今後2人でやってみたいことはありますか?その答えはほぼ同じだった。「異なるジャンルのフィルムや何かをJUNと一緒にディレクションしてみたい。それが正しく新しい道だと思う」とヴァージル。高橋は「服以外でのコラボレーション」と明確に答える。
 
2人の関係性の中に新たなクリエーションが生まれることを期待しながら、これからも2人それぞれの活動に注目していきたい。彼らの動きにはきっとファッション、社会の未来が暗示されているはずだから。


 
 
 

Photo OFF-WHITE Interview & Text & Edit Takuya Chiba

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