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Surfing in Travelling
Colin Tunstall (Saturdays NYC) 旅の中心にはいつもサーフがある

Surfing in Travelling
Colin Tunstall (Saturdays NYC) 旅の中心にはいつもサーフがある

サーフィンも人生もバランスが大切
サーフカルチャーをベースにした服作りで世界中から支持を集めるサタデーズNYCのオーナー、コリン・タンストール。ブランド名通りに5日間きっちり働き、休日を楽しむことを1つのモチベーションとして生きる彼のキーワードは「バランス」。サーフィンにとっても人生にとってもバランスが大切。「旅は人生のバランス調整のための最高の手段」だという彼がスーツケースに詰め込む相棒たちは、やはりサーフィンが中心だった。
大切な時間だからこそ、大切なものとともに
「旅は頻繁に行ってる方だね。今年はフランス、日本、メキシコ、モロッコ、ポルトガル、国内だったら、ロスとマイアミに行ってきた。たぶん30カ国くらいかな。同じ国に何度も旅することが多いね」というサタデーズNYCのオーナーの1人、コリン・タンストール。そんな彼にとって、旅先で気になるものはどんなことだろうか。そんな質問からインタビューは始まった。「サーフィンのスポットは常に気になるよ。サーフィンできる場所は、バケーションのスポットでもあり、とにかく綺麗だからね!日本では四国でもサーフィンをしたし、ショップのあるオーストラリアでもサーフィンはよく行く。今年の夏はスペインのサン・ セバスチャンへ行くんだよ。バスク地方は美味しい食べ物といい波があるんだ!この前仕事で行ったカウアイ島でもワイメア・キャニオン散策、ハナレイ・ベイやハナぺぺでサーフィンしたよ」。
次から次へとスポットの名前が挙がってくる。それはサーフィンをこよなく愛す彼にとってはごくごく自然なことであり、それこそがサタデーズNYCのアイテムが世界中のサーファーから愛される所以でもある。そしてこれも当然のごとく、彼の旅の相棒はサーフアイテムの割合が多い。サーフボード、ウエットスーツ、パーカにタオル、スウィムショーツ…。一見ベーシックなそれらのアイテムには彼ならではのこだわりが込められている。

 

例えばサーフボード。サンディエゴの若手シェーパー、ジェフ・マッカラムの手による板を愛用しているが、その理由は彼の師匠でもあるクリス・クリステンソンからの伝統を受け継ぎながらもサイン入りの1ドル札がラミネートした独創的で芸術的なモダンクラシカルなデザインが気に入っているからだという。ウエットスーツは日本のレジェンドサーファー、千葉公平氏との交友関係から生まれた「フィットシステムズ」とサタデーズNYCでコラボした1着。長く着られるシンプルなデザインと手作業の立体裁断で作られた高い機能性・運動性も特徴だ。こうしたクラフトマンシップの詰まった長く愛せるものをサーフィンの道具としてチョイスするのは、サタデーズNYCのモノ作りにも通ずる部分。そして、そのマインドは旅ならではの小物のセレクトをする際にも貫かれている。東京の革職人に発注したレザーのパスポートケースやウォレット、数々の契約書にサインしてきたモンブランの万年筆…。大切な時間だからこそ、大切なものとともに。彼の旅の哲学が垣間見える。

 
「サーフィンにとってバランス感覚は大事なものだけど、人生にとってもバランスはとても大切だと思う。僕たちのブランド名が物語ってる通り、ニューヨークという大都会で週5日きっちり働く中で、特に土曜日は何か新しいことにチャレンジしたり、発見したり、ポジティブなことをエンジェイする曜日なんだ。そして、旅をすることは人生のバランス調整をするための最高の手段。一生懸命働いて疲れたり、落ち込んだ時に旅をすることで、仕事をする上でのモチベーションになったり、新発見ができるチャンスにもなる。旅を満喫した後は、しっかり身体も心もチャージできて、また仕事に戻って頑張ろう!という気にさせてくれるからね。僕の場合それぞれの国のサーフカルチャーを知ることも素晴らしい経験さ」。人生にとって旅の重要性をこんな風に考えている彼。彼にとって旅とは、クリエイティブなインスピレーションを与えてくれるものであり、大好きなサーフィンを楽しませてくれるものであり、何よりも人生を豊かにしてくれるものである。だからこそ彼は世界中へ旅を続けているのだろう。
 
今後行ってみたい場所はありますか? という問いには「インドネシアのメンタワイ諸島をボートトリップすることが夢なんだ」と答えてくれた。「数多くの島からなる諸島で、とにかくたくさんのサーフスポットがあるんだ。ボートに2、3日泊まって、波のコンディションに合わせてポイント移動しながらサーフィンを楽しめるなんて最高だよ。いつか絶対行きたいね」。そんな憧れの旅に出る際にも彼のスーツケースには、きっと今回紹介したプロダクトが詰まっていることだろう。長く愛せるクラフトマンシップのあるものと共に旅をすることで、彼の人生がさらに充実したものへと彩られることは間違いない。

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