Loading...

LIFE with GOOD DESIGN BRAND CHARLOTTE CHESNAIS

LIFE with GOOD DESIGN BRAND CHARLOTTE CHESNAIS

Interview with Charlotte Chesnais

自分自身が身につけて心から喜べるものであることが重要なのです

シャルロット・シェネがジュエリーをデザインする上で大事にしていることとは何か。「まずシンプルであること。それはデザインだけでなく日々の生活も同じです。自分が今、何を求めているのかがクリアに見えるんです。ジュエリーを作る観点から言えば、デザインしたものをみなさんに楽しんでいただくという目的は当然ありますが、自分自身が身につけて心から喜べるものであることが重要です。60年代や70年代のエルメスやティファニーのジュエリーが今も尚愛され続けていることや、洋服で言えばシャルべが定番のシャツを長きに渡って作り続けていることも、すべてに共通するのは世代を超えても愛され続ける普遍的な価値を生み出したブランドであること。将来は私のブランドもそうなっていきたいと思いながら、日々活動しています」。

 

ブランドを立ち上げる以前の彼女はどのような人生を歩んできたのか。「理系の家庭で育ったので数学は得意でした。自分でも言えてしまうくらい学校の成績も良かったんです。推薦で入学した大学では経済学を専攻していたけれど数字や経済となるとどうもつまらなくて。ファッションやアートに興味があったので大学をやめてファッションスクールに通うことにしました。そこからバレンシアガに入社したんです」。彼女のインテリジェンスな発想力に溢れたクリエイティブ活動は、幼い頃からの数字や造形に対する探究心とバレンシアガ時代に培った自由な思想が原点だった。若手ジュエリーデザイナーとして大きな注目を集める彼女だが、彼女は今後のブランドビジョンをどのように考えているのだろうか。「私のブランドは始まってまだ3年しか立っていないのでメゾンとは言えない状態なんです。ブランドとしてまだほんの土台作りの段階だと思っています。とはいえデザインにおいてよく使うシェイプや手法は少しずつ感覚として生まれているかもしれません。

これから10年や20年経った時にそれらが私のジュエリーのコードになって、それがシェルロット・シェネのストーリーであると皆様が理解してくれる時がきたらすごく素敵ですし、嬉しいことですよね。目指すのは、タイムレスな作品として残って行くジュエリーを作ることだといつも考えています。それはものすごく大切にしている考えです。今後も積極的にいろんなことにトライして良い意味での驚きを与えていきたいと思っています」。

シャルロット・シェネ
パリ出身のジュエリーデザイナー。バレンシアガのプレタポルテ・ジュエリーデザインの経験を経て2015年に自らのジュエリーブランドを立ち上げる。金属を自在に操ったような美しいシェイプが人気。

 

EDSTRÖM OFFICE 03-6427-5901

 

Photo Toru Oshima (P124)
Toshio Ohno (P125, 127)
Interview & Text Mayu Kakihata
Special Thanks HOSHINOYA Tokyo

Related article