EYEVANの最上位モデル。パーツ一つ一つが細部にまでこだわって作られ、フレームは頑丈ながらも軽量化がされている。その日の気分やスタイリングにより、今は5色のカラーサングラスを使い分けている。
「視力が良いわけではないのですが、あえてレンズに度を入れないようにしていて。というのも、もしスケート中にメガネを失っても滑れるようにしておきたいんです。サングラスをかけるのは日差しを遮ることが目的で、グラスコードを付けるのは落とさないようにするため。どれも実用的な理由から身につけていますが、スケートしている時は華やかでありたいし、インパクトを与えたい。そのためにも、緑や青、赤などの色々なカラーレンズを使い分けるようにしています。その日の気分や服装に合うものを選びます。曇りの時や夜にかけるとパフォーマンスは正直落ちます。でもそういうスポーティーな考えとかけ離れたところもスケートボードの醍醐味で。ファッションとスケートボードを融合する上で、メガネは良い違和感を生んでくます」。
上野伸平
日本を代表するプロスケーターでありクリエイター。スケートブランドのタイトブースや、ピザショップのピザニスタを原宿で運営するなど、型にはまらない活動が多くの注目を集め続けている。
Photo Asuka Ito | Interview & Text Yutaro Okamoto |