UBER EATSのデリバリースタッフが駆け回る現代の街に映えるバレンシアガのウエア。サステナビリティを大きなテーマに掲げる今季は、ジェンダーを区別したプロダクションモデルによる環境への影響を軽減する目的から、多くのアイテムがユニセックスで展開されている。環境についても考えて服を着ることは、現代のオシャレの大きなテーマだ。
 

 
現代のムードにマッチする長く愛せるクラフト感あふれるウエアを着て、AirPodsで音楽を聴きながらピザを持ち帰り。生活様式は一変しTo Goが浸透した。PIZZANISTA!のようなインディペンデントでカルチャーにあふれたカッコいい店をサポートする気持ちで選んで、メニューを持ち帰れば、いつもの食事の時間も豊かなものになるはず。
 

 
家で過ごす時間が増えれば、料理をする時間も増える。スーパーで買い物をして、キッチンに立って時間をかけてクッキングをするというのも、これまでとは違う新たな時間の使い方。クールなグロッサリーバッグやこだわりのエプロンなどのシックなライフスタイルグッズは、そんな日常を素敵にオシャレに演出してくれる。
 

 
キャッシュレス化が加速し、スマートフォン1つでなんでも買えてどこへでも行ける世界になった。アクセサリー感覚で、長めのモバイルストラップを斜めがけするのも新しいスタイルの一部。女性の必需品であったバッグをあえて持たず、手ぶらで出かけるというこのスタイルは、これからもさらに進化していくことだろう。
 

 
今季、ウィメンズとメンズを同じテーマで展開するドリスヴァンノッテン。性別を超えた表現も定着した。バケットハットにプルオーバーパーカ、ロングスカートとカジュアルなアイテムで合わせたコーディネートは、家でも外でも着やすい“気取らないオシャレ”という今のムードを、わかりやすく表現してくれる。
 

 
ブレスのスカーフ付キャップにプリントされたのは、コロナ禍にデザイナーが夫のイタリアの実家を訪れた時の風景。時代を映し出すのもファッションの大きな役割。新型コロナウイルス蔓延という瞬間をもオシャレなアートに昇華できる。ファッションはいつだって自由だし、ファッションだからこそできることはたくさんあるのだ。
 

 
環境問題を抜きにして現在のファッションは語れない。Yプロジェクトからは今季より100%サステナブルなエコフレンドリーライン、エヴァーグリーンが展開される。オーガニック素材やリサイクルファブリックで作られるウエアはタイムレスなデザインが秀逸。デイリーな着こなしにぴったりのデニムも多数展開されるので注目だ。

 
新型コロナウイルスの流行により、マスクやフェイスシールドの着用も余儀なくされているこの1年。そんな世相をバイザー付きキャップという形で反映させたのは三日月ロゴで人気のマリーンセル。尖ったキャットスーツに、カジュアルなカーハートWIPのジャケットを合わせた着こなしは、まさにデイリーシックと呼ぶにふさわしい。

 
家から一歩も出なくても外出した気分が味わえるVRゴーグル。一見デニムだと錯覚するほどの加工が施されたサステナブルで洒落の効いたレザージャケットとビスコースのパンツ。日進月歩で進化するテクノロジーによって、現実と仮想の境目がどんどんなくなっていく。未来のデイリーシックなスタイルは、こんな形かもしれない。

 
“マスキュリン”なオーバーサイズのコートに“エレガント”なボウタイ付きブラウスを合わせ、現代のエレガンスを解釈したコーディネート。トレンチコートはリバーシブル仕様なので2つの表情を楽しめる。長く付き合える機能性を備えたデイリーなデザインは、現代のムードである持続可能なライフスタイル・マインドともリンクする。

 
お土産のナチュラルワインを専用のワインバッグに入れて、カジュアルなドレスで友人宅へ少人数の食事に出かける、という光景も最近の豊かな日常のワンシーン。ぶどうの美味しさを活かしてできるだけ自然に作られ、堅苦しさもなく、手軽に楽しめるナチュラルワインは、ゆったりと過ごす豊かな時間に華を添えてくれる。

 
エコを考えるなら移動は車より自転車で。スタイリッシュで便利な電動自転車ならさらにスマートだ。日常のオシャレはこんなところにも現れる。クッション性の高いビブラムソールを搭載したスニーカーのアッパーはエコレザー。ジャケットにスニーカーを合わせて電動自転車で移動するなんて、最高にデイリーでシックではありませんか?
 
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