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Interview with Octavius La Rosa
about Reminders of Time 時間を超えて 大切にしたいモノたち

テクノロジーが進み、便利な世の中になった今。機能的なモノやお洒落なモノは手軽に買うことができるようになった。そこで改めてもう1度、モノの価値について考えてみたい。誰しもが長年大切にしているモノを持っているのではないだろうか。きっとそれは、購入した時の思い出があったり、長年思い焦がれたストーリーだったり、時間を超えて使い続け自分の一部になっているモノ。また、ヴィンテージのようにそのモノ自体が時代を超えてきたのであれば、経年変化やそのモノが持つ時代背景も我々を魅了するだろう。そう考えると、モノの価値には「時間」という存在が大きく関係していると言えるはずだ。PART1では、時間とモノに向き合う5人とモノの価値を考えた。

Interview with Octavius La Rosa
about Reminders of Time 時間を超えて 大切にしたいモノたち

テクノロジーが進み、便利な世の中になった今。機能的なモノやお洒落なモノは手軽に買うことができるようになった。そこで改めてもう1度、モノの価値について考えてみたい。誰しもが長年大切にしているモノを持っているのではないだろうか。きっとそれは、購入した時の思い出があったり、長年思い焦がれたストーリーだったり、時間を超えて使い続け自分の一部になっているモノ。また、ヴィンテージのようにそのモノ自体が時代を超えてきたのであれば、経年変化やそのモノが持つ時代背景も我々を魅了するだろう。そう考えると、モノの価値には「時間」という存在が大きく関係していると言えるはずだ。PART1では、時間とモノに向き合う5人とモノの価値を考えた。

時代を超えてきたデザイナーズアーカイブの魅力
オクタビアス・ラ・ローサ

優れたデザイナーが残した作品は時代を超えて受け継がれる。それは1シーズン限りのファンタジーではなく、時間の流れとともに様々な形でより新たな意味を生み出し続けている。単に着るものとしてではなく、芸術品として、歴史として。それは時間が経過したからこそ見つけることが出来る新たな付加価値だ。時代が求め、再評価された服にデザイナーズアーカイブがある。
 
そんな貴重でタイムレスなデザイナーズアイテムのアーカイブはどこで出会えるのだろう。パリ、ロンドン、ニューヨーク、東京などのファッション先進国を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。もちろん、どれも間違ってはいないが、そのもう一つの答えがメルボルン、オーストラリアを拠点とするコレクター、オクタビアス・ラ・ローサが手掛ける「dot COMME」と呼ばれるデザイナーズアーカイブブティックだ。「dot COMME」のオーナーであるオクタビアスは10年以上に渡りコム デ ギャルソン、ウォルター・ ヴァン・ベイレンドンクなどをはじめとした歴史に名を刻む、前衛的なファッションデザイナーのアーカイブ作品を集めてきた生粋のアーカイブコレクター。時代を超えて受け継がれていくデザイナーズアーカイブ。オクタビアスは何に惹かれて集めてきたのか?彼が考えるタイムレスなファッションの魅力について話を聞いた。
 

オクタビアス・ラ・ローサ
メルボルン、オーストラリアを拠点に活動するアーカイブコレクター。自身が手掛けるブティック「dot COMME」では、独自のルートで世界中からソースされたデザイナーズアーカイブのアイテムを販売、展示している。

現在「dot COMME」にて行われているエキシビジョン。オクタビアスの琴線にふれるアーカイブピースの一部が展示されている。

 
優れたデザイナーが残した作品は時代を超えて受け継がれる。それは1シーズン限りのファンタジーではなく、時間の流れとともに様々な形でより新たな意味を生み出し続けている。単に着るものとしてではなく、芸術品として、歴史として。それは時間が経過したからこそ見つけることが出来る新たな付加価値だ。時代が求め、再評価された服にデザイナーズアーカイブがある。
 
そんな貴重でタイムレスなデザイナーズアイテムのアーカイブはどこで出会えるのだろう。パリ、ロンドン、ニューヨーク、東京などのファッション先進国を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。もちろん、どれも間違ってはいないが、そのもう一つの答えがメルボルン、オーストラリアを拠点とするコレクター、オクタビアス・ラ・ローサが手掛ける「dot COMME」と呼ばれるデザイナーズアーカイブブティックだ。「dot COMME」のオーナーであるオクタビアスは10年以上に渡りコム デ ギャルソン、ウォルター・ ヴァン・ベイレンドンクなどをはじめとした歴史に名を刻む、前衛的なファッションデザイナーのアーカイブ作品を集めてきた生粋のアーカイブコレクター。時代を超えて受け継がれていくデザイナーズアーカイブ。オクタビアスは何に惹かれて集めてきたのか?彼が考えるタイムレスなファッションの魅力について話を聞いた。

貴重なアーカイブピースが並ぶ唯一無二のエキシビジョン
圧倒的な知識と情熱が提示する
アート感覚で楽しめるファッション

「dot COMME」では、コム デ ギャルソンを 中心に、ウォルター・ヴァン・べイレンドン ク、ジュンヤ ワタナベ、イッセイ ミヤケ、ヨ ウジ ヤマモト、ベルハルト ウィルヘルムの名作を販売し、また毎月独自のテーマを設けたエキシビジョンが開催されている。これらは彼の圧倒的な知識と情熱により10年以上に渡って独自のルートで世界中から収集され、キュレーションされた莫大なパーソナルコレクションの中から選び抜かれた貴重なアーカイブピースが展示されているものだ。普段は身にまとうことで楽しさや経験を与えてくれる服だが、見ただけで瞬く間に圧倒され、アート作品を観るような感覚で楽しめる。「僕は間違いなく芸術とのクロスオーバーはあると感じているし、ファッションは芸術をも超越していると思う。僕がこのお店で伝えたいのは、服は機能を求めているものだけではなくて、アートのように第一印象で衝撃を受けることができるもの。そして、後世のファッションにも衝撃を与えられるもの」。それはもはや服の領域を超えたアートオブジェに近いのかもしれない。美術館への売却、スタイリスト、出版業界、アートギャラリーなどから熱い視線を受ける「dotCOMME」が世界でも貴重なファッションリソースとして中心的存在になっているのにもうなずける。なかなか目にすることの出来ない貴重なピースや数々のブランドがまるでコラボレートショーをしているかのようなエキシビジョンは美術館とも一線を画すといっても過言ではないだろう。

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