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Editor’s Eye

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CHROME HEARTS,
UNITED ARROWS EXCLUSIVE

Leather Bag ¥261000 Wallet ¥104000 by CHROME HEARTS (UNITED ARROWS ROPPONGI HILLS)

 

珍しいネイビーカラーは
30周年を記念した特別仕様

クロムハーツが生み出すプロダクトには、いつも感銘を受ける。ブランドを代表するシルバージュエリーやレザーアイテムは勿論のこと、ホームプロダクト、店内のインテリアに至るすべてにおいて一貫した哲学とクオリティの高さを感じるからだ。そんなクロムハーツと長年、繋がりが深いセレクトショップ、ユナイテッドアローズ。今年が創業30周年というメモリアルイヤーを記念し、クロムハーツがユナイテッドアローズのために製作した革小物が登場した。バッグとスモールウォレットの2種類は、カラーリングをブラックではなく深いネイビーにし、より幅広い層にとって使用しやすくなっている。バッグはスマートフォンや小さめな財布に加え文庫本を入れるのがちょうど良さそうなサイズ感。何よりキルティングとクロスパッチのデザインが、程よいエッジーさを持っていてスタイリングのポイントになるだろう。荷物が多くなりがちな自分も、これくらいのサイズ感のバッグでスマートなライフスタイルを送るのに憧れる。

Text Takayasu Yamada

 

sacai × Funkadelic T-Shirt

T-Shirt ¥25000 by sacai

 

色褪せぬ名作へのリスペクトを纏う

好きなアーティストのグッズを見つけるとついつい集めたくなってしまうのだが、最近またひとつお気に入りのTシャツが増えた。展示会で思わず一目惚れしてしまったのが、このファンカデリックとサカイのコラボレーションTシャツ。ファンカデリックはパーラメントと並んでPファンクを代表するファンクバンド。Pファンクの生みの親であるジョージ・クリントンはこの二大バンドを率いてPファンクというこれまでにない新しいジャンルを築き上げた。ファンカデリックはその名の通り、ファンクとサイケデリックを融合させたロック的アプローチが特徴的。今回のコラボレーションアイテムには、1978年にリリースされたファンカデリックの名盤「One Nation Under A Groove」のジャケットに描かれたデザインがプリントされ、Tシャツのほかにもディテールにこだわったトップスやドレスなどサカイらしいスペシャルなコラボレーションアイテムも多数展開されている。

Text Mayu Kakihata

 

BAL ORIGINAL × Human Nature House Wine

Wine ¥2500 by Human Nature humannature.jp

 

インディペンデントマインドな
ナチュラルワイン

様々な調整が加えられた現在のワイン市場に出回るそれとは違い、限りなく自然に生み出されたナチュラルワイン(ナチュール)。人為的に調整されたワインは品質や味覚を同じようにするため、人の手に加え機械作業を経て低価格で大量に製造される。ナチュールは自然のブドウの美味しさ、表情をそのままに、なるべく手を加えずに製造されるが故に生産数が少なく人気種はなかなか手に入りづらい。まさに資本主義すぎるものへのアンチテーゼ?カウンターカルチャー?インディペンデントマインドを持ったワインなのだ。今回そんな中からこの二種をお勧めしたい。美味しさは明々白々であるが、このラベルデザインに見覚えがないだろうか。ハウスミュージックの名盤ジャケットを元ネタにしたラベリングがされていて僕らの心を踊らせるのだ。たまには自宅で音に酔い、酒に酔う。そんな週末を過ごしてみてはいかがだろう。販売元Human Natureが2020年4月東京・兜町にナチュラルワインバーをopenさせる。まずはそちらでお試しも。

Text Koryu Tamasawa

 

Wrangler
Archive 11MJ Jacket Protomodel

Archive 11MJ Jacket Protomodel ¥30000 by Wrangler (Wrangler Japan)

 

令和の時代にヘリテージの
魅力を再認識し始めた

最近、ヘリテージな服が気分だ。きっかけは、Silverでもよくスタイリングを依頼しているスタイリスト二村毅さんからの影響。二村さんも昨年からヘリテージな服を好んでいるようで、「携帯がなかった時代の服に改めて人間味を感じる」と話していたのが印象的だった。時を同じくして、自分はデニムブランド、ラングラーの企画をいつも担当させてもらっているのだが、その企画で二村さんをインタビューした。11MJというデニムジャケットはプロトモデルで、二村さんが敬愛するジョン・レノンが伝説のTVショー“ロックン・ロール・サーカス”で着用していた111MJの前身ということなどを教わり、改めてラングラーの魅力を再認識。そのあと、二村さん自身もラングラー愛が再燃したようで、会うたびに最近買ったラングラーの話でお互い盛り上がっている最中だ。実は今までデニムジャケットは自分にはまだ早いと思って着たことがなかったのだが、少しは中身が出来てきたのか馴染むようになってきた気がしている。

Text Takayasu Yamada

 

LEMAIRE × CAN

Left_Long Sleeve T-Shirt ¥31900
Right_Tops ¥20200 by LEMAIRE (EDSTRÖM OFFICE)

 

デザイナーの音楽愛光る
スペシャルコレクション

今シーズンのルメール メンズコレクションではカンとのコラボレーションに是非注目して欲しい。カンは1968年に結成されたジャーマン・プログレッシヴ・ロック~ジャズ・ロックを代表するバンドのひとつ。独創的かつアート性の高い音楽性は、ポスト・パンクやニューウェーブなどその後の音楽界に強い影響を与え、時代を超えた今もなお高い評価を得ている。ルメールを手がけるクリストフ・ルメールは大の音楽好きとしても知られ、音楽雑誌「Record」で自宅が紹介されるほど、レコードマニアの一面を持つ。今回のコラボレーションではバックにリハーサル写真がデザインされたシャツ素材のユニークなTシャツ(写真右)、曲名がプリントされたツアーTシャツのようなロンT(写真左)、そのほかにも1973年の名盤、「フューチャー・デイズ」のジャケットをデザインしたニットウェアなど、ルメールらしい上品さの中に遊びが効いたアイテムが揃っている。

Text Mayu Kakihata

 

JACQUES MARIE MAGE Eyewear

Left_Quanah ¥102306 Right_Morris ¥86000 by JACQUES MARIE MAGE (WONDEROUS EYEWEAR RESORT)

 

カルチャーの表現を最高のクオリティで

最近知ったロサンゼルス発アイウエアブランド、ジャック マリー マージュ。イギー・ポップやカンヌでパルムドールを受賞したポン・ジュノ監督も着用している姿を確認でき、ラグジュアリーさが特徴かと思えば魅力はそれだけでない。他を寄せ付けない細部に至るまでの品質に加え、1つ1つのモデルにあるデザインコンセプトが面白い。“1962年にガソリンスタンドで撮影されたデニス・ホッパー”や“FearandLoathinginLasVegasのハンター・トンプソン”などカウンターカルチャーの象徴的な人物をイメージしているものが多い。上の2つは、“クアナ・パーカーの精神(左)”と“モーリス・ルイスの色調(右)”がコンセプトだ。他にも、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドをイメージしたモデルは、同バンドのプロデューサーであるアンディ・ウォーホルのアトリエが銀一色だったことから、シルバーのケースに入れられていたりとアイディアに驚く。クオリティとカルチャー性が高いこのコンセプトワークを知って心が掴まれた。

Text Takayasu Yamada

 
 
 

All prices are tax excluded.

 
 
 

Photo Taijun Hiramoto

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