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Crafts and Prize

Crafts and Prize

LOEWE CRAFT PRIZE

From Top L to R
“Frame” by Mayu Nakata (Japan) 漆 アルミニウム粉 リネン ジュート 和紙 520 × 520 × 420 mm
“Surface Tactility #11” by Genta Ishizuka (Japan)漆 スチレンフォーム玉 2-way トリコット リネン生地670 × 660 × 840 mm
“A regular sign” by Heeseung Koh (Korea) クルミ アクリル 925シルバー 塗料 可変寸法
“NET” by Annie Turner (England) 赤グロッグ(焼粉) リチウム釉薬 黄酸化鉄 260 × 500 × 540mm
“Collana” by Giampalo Babetto (Italy) 金 顔料250 × 250 × 40 mm

From Top L to R
“Funeral Clothes for the Women” by Mine Kim (Korea) モノフィラメント 1300 × 150 × 1600 mm
“rain box” by Tomonari Hashimoto (Japan) せっ器 釉薬 酸化金属 615 × 615 × 615 mm
“Mandala bowl” by Giovanni Corvaja (Italy) 18 カラットゴールド 120 × 120 × 70 mm
“Eolophus (Hallstattpiece)” by Elka Sada (Germany) 黒陶 エンゴーべ 釉薬 220 × 210 × 500 mm
デジタルの現代に工芸の重要性を評価する
クラフトアーティストに光を当てる
ロエベならではのプロジェクト

クラフト(工芸)はブランドの真髄だと考えるロエベ。170年以上続く歴史の中で、伝統的な技術を継承し、同時に革新的なクリエイティブディレクター、ジョナサン・アンダーソンのアイディアを織り交ぜて作り上げ る工芸品の重要性を誰よりも知るこのブランドは、2016年より「ロエベ クラフト プライズ」も行なっている。ジョナサン・アン ダーソンによって発案され、ロエベ ファンデーション(財団)が立ち上げたこのプロ ジェクトは、「今日の文化におけるクラフトの重要性、未来の新たなスタンダードを創造する革新的な才能やビジョン、及び意思を有するアーティストを評価することを目的とし ている」という。そして、工房から始まった自分たちのルーツを忘れないための取り組みでもある。選定のためには専門委員会が作られ、世界各地から工芸やアートに明るい審査委員9名によって審査が行われ、優勝者には50000ユーロ(約¥6000000-)が送られるというこのプライズ。
 
3回目を迎える今年は、 前年よりかなりスケールアップし、世界100カ国以上のアーティストから、2500を超える応募作品が集まり、マドリッドで 2 日間にわたって行われた審査によって、今年は29名のアーティストがファイナリストとして選出された。うち10名は日本人がファイナリ ストに残っており、日本のクラフト技術の高さがうかがえる。上で紹介している作品は、 そんな彼らの作品を抜粋したもの。第一線で活躍するベテランから若手まで、金属、陶器、モノフィラメントまで、多岐にわたる色とりどりの作品群。年々進化するロエベ クラフト プライズは、未来のアーティストの指標となっていることは間違いない。ここから未来のビッグアーティストも生まれることだろ う。このプライズを通し、ロエベが大切にし続けるクラフト(工芸)の価値を改めて認識してみてほしい。
 
 
 

Photo Taijun Hiramoto Text Satoru Komura

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