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C.P.COMPANY

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Fabric & Technique


 

唯一無二の染色を体感できる
革新的なガーメントダイ技術

シーピーカンパニーの本社があるのはスイス・ティチーノだが、デザインやプロダクト開発、ダイイングファクトリー(自社染色工場)などがあり、ブランドの基盤となっているのはイタリアである。デザインや研究、プロダクト開発、ダイイングファクトリーはヴェネト州モンテガルダ。過去のアーカイブを保管し、スタイル開発を行うのはボローニャにある。常に革新的な服を作り出すため、今でも服飾技術の高いイタリアを拠点にシーピーカンパニーの服は生まれているのである。その中でも特筆すべきは、1970年代初頭にマッシモ・オスティとその同僚たちによって開発され、今でもブランドの代名詞であるガーメントダイ(製品染め)。先に染めた生地を使用して縫製するのではなく、縫製後に染める技術。「ガーメントダイを採用することによって、異なる素材の組み合わせで成り立っている1枚の服は、決して全体が同じ色味になることはありません。生地の縮みも発生するほか、色彩の深みや独特な力強さが引き出されます。その製品染めを行うのがダイイングラボ。ダイイングラボは、魔法が起こる場所です。洗濯機のようなマシンに、完成間近の服を入れガーメントダイを行なっています。ガーメントダイの技術を発明した最初のブランドとして、この技術に私たちは誇りを持っています。毎シーズン新しいファブリックやダイイング技術の実験を続けていて、この絶え間ない研究こそがシーピーカンパニーの本質であると感じています」。一度開発したファブリックや染色技術などは、製品に実現しなかったとしてもアーカイブとして残し、捨てることはないという。そしてそれによって、シーピーカンパニーが持っているファブリックや配色は今では膨大な量となっている。そのガーメントダイをさらに発展させ、着用者に楽しんでもらうため、ブランドが行なっているプロジェクトに“BespokeColor Project”がある。「たくさんのアーカイブがあるからこそ実現に至ったプロジェクトで、お客さんが自由に配色をカスタムできるダイイングサービスを行なっています。豊富なカラーサンプルの中から、お客さんが望む色をその方のためだけに染色することが可能なのです」。
 
研究や実験を行うことをやめたら、シーピーカンパニーではないとロレンツィオ・オスティは力強く語る。今後も伝統と革新をもって作り出されるプロダクトには、シーピーカンパニーらしい機能美が現れているだろう。

Jacket ¥78840 by C.P. COMPANY (Tristate Japan)

 
 

Tristate Japan 03-6455-4332

 
 
 

Photo Naoto Kobayashi Edit&Text Takayasu Yamada

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