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C.P.COMPANY

C.P.COMPANY

Jacket ¥89640 by C.P.COMPANY(Tristate Japan)
Brand History
確信と機能が美を生み出す

 
創業者マッシモ・オスティの
マインドを受け継ぎ発展させる

 

イタリアを拠点とし、高品質で機能的な服を質実剛健に作り続けるブランド、C.P.COMPANY(シーピーカンパニー)。創業者マッシモ・オスティが1975年に設立した歴史のあるブランドである。マッシモは、ブランドを開始する前は広告や雑誌などのグラフィックデザイナーだった経歴を持ち、当時のファッション界に誰もが思い付かないようなウェア類を生み出し続けた人物だ。シーピーカンパニーが唯一無二のスポーツウェアであるのには、マッシモの革新的な発想と努力が今でもブランドの軸となっている。マッシモの息子であり、今年3月から代表取締役となったロレンツィオ・オスティにこれまでと現在のシーピーカンパニーについて聞いた。

 

シーピーカンパニーの服を最も印象付けている存在として、フード部分についたゴーグルがある。おそらく大多数の人がシーピーカンパニーのイメージをこの象徴的なゴーグルジャケットに持つだろう。
「ジャケットにレンズが導入されたのは1987年のことです。マッシモが日本の防護用頭巾にインスパイアを受けて、生地にレンズを縫い付けたジャケットを製作しました。最初のプロトタイプは、襟にレンズがついた4ポケットのサハリアンジャケットでした。このプロトタイプが後の代表的なモデル、エクスプローラージャケットになりました」。プロトタイプを製作した翌年、シーピーカンパニーはイタリアの伝統的なクラシックカーレース“ミッレミリア”のスポンサーになることを決める。そして、マッシモはそのドライバーたちの為のジャケットを作ることを決める。「あるヴィンテージの防毒マスクからのインスパイアを受け、襟からフードにレンズを移動したジャケットを作りました。そして、ドライバーが運転中に自分の腕時計を見られるように袖にもレンズを取り付けたんです」。ゴーグルはレースドライバーたちの目を雨風から守るものであり、その見た目は当時にしてみればとても奇抜であったことは容易に想像できる。そしてこの革新的なデザインが話題を呼び、ミッレミリアジャケット、またはゴーグルジャケットと呼ばれ、シーピーカンパニーの名が瞬く間に世間に広まった。「マッシモは、バウハウスの理念である“形態は機能に従う”という考えを持っていました。彼は機能性の中に美を感じる製品を常に求めていたんです。シーピーカンパニーにとってマッシモが築き上げた遺産は重要です。しかし、我々のブランドは創設時から未来志向です。最もブランドが大切にしていることは、常に新しく最も先端的なものを作り続けることなのです」。
 
機能性や革新性なくしてシーピーカンパニーの服ではない。その裏側には長年蓄積され続ける服作りのテクノロジーが詰まっているのだ。「シーピーカンパニーの製品は、長年着れるよう時間のテストをおこない、それに耐えられようデザインされています。シーピーカンパニーの服を選んでくれる人に対して、最高の1着であり長く使えるアイテムを心がけているんです。すべてのアイテムにおける生地、ディティール、フィット、そして染色技術において、綿密に研究をおこない製作しています」。

C.P. COMPANY、STONE ISLANDなど名だたるブランドの創業者。時代を先読みする感性で、様々なファブリックやプロダクトを生み出し続け、当時のファッションシーンに多大な影響を与える。

イタリア北部の都市プレシアからローマにかけて行われる歴史的な公道クラッシックカーレースでは、C.P. COMPANYがスポンサーを務め、ドライバーのためゴーグルジャケットを開発。

 
 

Lorenzo Osti
創業者であるマッシモ・オスティを父に持つ。グローバルマーケティングディレクターを経て、2019年3月より C.P.COMPANYの代表取締役に就任。父の意志と革新性を受け継ぎ、さらにブランドを発展させるため尽力する。

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