モードファッションを語る上では欠かせない存在であり、コレクションを発表する度に世間に衝撃を与えてきたリックオウエンス。そんな斬新かつ独創的なアプローチはバッグの分野においても不変。上質なカーフレザーが用いられた巨大なシルエットが印象的なバックパックは、機能的でありながら上品なエッセンスが漂う。あらゆる仕事道具を持ち運ぶことができ、荷物が増えてしまいがちな出張の際もこのバッグがあれば乗り切れるはず。モノが少ない時は上部をフラップのようにして折りたためるのでコンパクトに使用することができ、シチュエーションによってストラップを付け替えることでショルダーバッグやダッフルバッグとして機能する2WAY仕様も文句無し。
ルーク·メイヤーが手掛けるOAMC。ワークという言葉が根付く同ブランドのバッグはスタイリッシュなワーカーにぴったりだ。ミリタリーのメッセンジャーバッグから着想を得た本アイテムは、キルティングにガーメントダイを施した特徴的な素材が用いられている。現代風にアレンジしたバッグは、そのソフトな形状が体に馴染み、荷物が少ない時はコンパクトに持ち運べる。外部にもポケットがあることで、ちょっとした荷物の出し入れができるという、ささやかな機能性も嬉しい。遊びの効いたワイドなショルダーストラップは、パッチングされたレザーがアクセント。ワークウエアのような実用性に加え、ルークならではのミニマルでファッション性の高いデザインとなった。ワークスタイルに寄り添ってくれそうなバッグだ。
独創的なアプローチでファッション業界の第一線で活躍するジョナサン·アンダーソン。まるで彫刻のようなシルエットが目を引くウェッジバッグは、その美しい見た目を超える機能性にも注目してほしい。調節可能なストラップと丈夫なトップハンドルを備え、様々な用途や目的に使い分けることができる。背面にあしらわれた2つのプル付きファスナーは、仕事の必需品などが出し入れしやすいデザイン。底にはマグネット式ポケットが配されており、細々としたものを収納できるのも便利。荷物はなるべく少なくして仕事をこなしたい女性にとって、スマートに仕事道具を持ち運びできるのも嬉しい。美術収集家としても知られる彼ならではの、オブジェのようなデザインも魅力だ。
カーブしたシェイプが日常での動きにフィットする洗練されたシンプルなデザイン。パリジェンヌを虜にした使いやすさが追求されたクロワッサンバッグは、ルメールならではの素材や色へのこだわりが強く表現されている。このバッグには手袋などに使用されている柔らかな肌触りが特徴のナッパレザーが用いられており、耐久性にも優れているのが魅力だ。さらにレザーに施されたステッチやサイドのノットなどのディテールからも徹底したこだわりを感じられる。収納力の高さなど、実用性を兼ね備えたデザインは、カジュアルになりすぎず、肩がけも斜めがけもできる仕様なのでユニセックスに使えるのも嬉しい。仕事使いのバッグをワンランク上のデザインにすることで、普段のワークスタイルをより楽しめるに違いない。