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Bags for Creative Workers

それぞれの
ワークスタイルに
それぞれのバッグがある

ものを持ち運ぶためのバッグは、仕事道具を入れるのはもちろん、働くために必要不可欠なモノ。さまざまなワークスタイルに合う、さまざまなバッグがある。そんなバッグ選びで重要視することは何か?デザイン面で優れているのはもちろん、機能性や実用性の高いモノこそが日常的に使え、長く愛することのできるバッグなのではないだろうか。自分だけの価値ある道具の一つとして、日々の仕事を快適にこなすことができるバッグを使うことは我々のワークスタイルを豊かにしてくれるに違いない。

Bags for Creative Workers

それぞれの
ワークスタイルに
それぞれのバッグがある

ものを持ち運ぶためのバッグは、仕事道具を入れるのはもちろん、働くために必要不可欠なモノ。さまざまなワークスタイルに合う、さまざまなバッグがある。そんなバッグ選びで重要視することは何か?デザイン面で優れているのはもちろん、機能性や実用性の高いモノこそが日常的に使え、長く愛することのできるバッグなのではないだろうか。自分だけの価値ある道具の一つとして、日々の仕事を快適にこなすことができるバッグを使うことは我々のワークスタイルを豊かにしてくれるに違いない。


CHACOLI 01

Frame Collection FR-02 ¥35000 by CHACOLI (WAG, Inc.) フレームコレクションの原型モデルである『FR-02』。プロダクトデザイナーが使用する工具やサンプルなど様々な形のモノを収納できるように仕切りのサイズが工夫されている。

左_テストを重ねた『FR-02』のプロトタイプ。フロント部分には収納ジップを取り付け、工夫が加えられている。右_ある職業の人が使用していたプロトタイプ。何年間も毎日使用されたことで、色が褪せ、穴が空き、シワがつき、癖のついたハンドルなど、その人だけの使い方が見受けられる。

 

働く人に寄り添う
こだわりのバッグ

クリエイティブな仕事をする人のためのバッグを紹介する企画で、チャコリを語らずには成立しないと確信を持った。チャコリのバッグは、日本の職人や強い志を持って仕事をしている人たちと密接にコミュニケーションを取りながら、長い時間をかけて作られているからだ。そんな揺るぎない情熱が宿ったプロダクトは、まさに工芸品の領域に達していると言っても過言ではないだろう。仕事のために作られたチャコリのバッグの魅力に追っていく。
 

クリエイティブワーカーに
支持されるFrame Collection

チャコリは、2011年に創立された日本発のバッグブランド。数えきれないほど存在するバッグブランドの中でも、その徹底的に研究された実用性やシンプルで上品なデザインが近年あらゆる職業の人々から支持を集めている。チャコリがモノを作る上で最も大切にしているのが、利益やトレンドといったビジネスに左右されないライフワークを豊かにしてくれるデザインであるということ。特別なものを作るのではなく、身近なモノをちょっとアップデートさせて実用的な価値を生み出す。そんな哲学を持つブランドの代表的プロダクトがトートバッグだ。誰もが一度は使ったことがあるであろうトートバッグ。大半の人はトートバッグという存在に対して機能性を求めておらず、良くも悪くもシンプルなものと決め付けている人は多いのではないだろうか。だがチャコリのプロダクトには働く人のことを考え抜いて作られた機能性と美しいデザインがある。このバッグはワークライフと密接な関係にあるのだ。

時間をかけ、働く人たちとコミュニケーションを取りながら作られた全8型の大小異なるトートバッグから構成されているフレームコレクションは、それぞれの職業特有の用途に応じて好みのサイズを選ぶことができる。
 
L to R
Frame Collection FR-03 ¥28000 FR-05 ¥26000 FR-04 ¥24000 FR-06 ¥18000 FR-07 ¥22000 FR-01 ¥32000 FR-02 ¥35000 FR-08 ¥16000 by CHACOLI (WAG, Inc.)

 

あらゆる職業に向けて
仕様を変えたバリエーション

ブランドがスタートしてから今に至るまでさまざまなバッグが世に送り出されてきた。そんな数あるプロダクトの軸となり、ブランド設立の引き金にもなったのが、全8型の異なるサイズのバッグから構成されているフレームコレクションだ。ブランドの代表格であるこのコレクションは、一般的なトートバッグとは一線を画す、高度な縫製技術が施された機能性溢れる仕切りが印象的。また、置いた時にバッグが自立することを目指し、建物でいう柱のように頑丈なテープを配したことも特徴の一つ。大小に分けられた中の仕切りは、パソコン、書類、小型電子機器類などのあらゆる道具を分けて収納できるので、ものが整理でき、よりスマートに仕事をこなせる。
 
それぞれのトートバッグには、『FR-01』~『FR-08』の番号がふられているが、その中でも特に注目して欲しいのが、前項でも紹介した『FR-02』と呼ばれるモデル。最も重たい荷物を入れて持ち運ぶという想定がされたこのプロダクトは肩への負担を軽減できるように、通常よりもハンドルのグリップ部分を太くすることなどの配慮がなされている。『FR-02』は、フレームコレクションの心臓部分に値する原型モデルであり、チャコリを語る上では外せない最も重要な存在だ。日常的に辞書やパソコンを入れながらのテストが幾度と繰り返され、耐久性が極限にまで追求されたのだ。まるで精密機械の試作品を作るかのようなプロセスは、それを聞いただけで十分なこだわりを感じられる。
 
しかし、ものづくりに対する強い愛は止まることを知らず、『FR-02』は実際に特定の職業の人に使用してもらいながらさまざまなモデルへアップデートされていった。例えば大容量の『FR-01』は書店員が本を入れたバッグを肩に背負いながら手で抱えて持てるように持ち手の長さを短くしたものである。また、コンパクトなサイズの『FR-04』は、エディターが通勤中の満員電車で座った際に、自分の膝の上に置けるようにちょうど良いサイズのボディとなっている。小ぶりな『FR-05』や『FR-06』は、自転車のカゴにフィットするような絶妙なサイズに仕上げられているし、耐久性抜群の『FR-02』は、プロダクトデザイナーが毎日持ち歩く工具やサンプルを別々に収納できるように工夫されたサイズの仕切りが配されている。
 
そのように職業特有の必要性をデザインに落とし込まれたバッグ群はほかにもグラフィックデザイナー、ショップオーナー、菓子職人など多くの働く人たちに、プロトタイプを使用してもらい、試作を続けられていった。『FR-02』が原点となり、8型に至るまで、5年もの製作期間が費やされたこれらのバッグからは、ものづくりに対する深い愛情を感じられる。チャコリにとってデザインをするということは、バッグを使い手に委ねてからが出発地点。作り手から離れ、実際に使ってもらうからこそ、それぞれのワークスタイルによってそのデザインが改良されていく。本当に必要とされているモノをデザインに採用していく。使い手の意見や答えが正解を導き出してくれるのだ。さまざまな職業の人と密接にコミュニケーションを繰り返す中で、時には使いにくいという意見があるのも当然。プロトタイプに取り付けられた収納ジップや、大ぶりの便利なサイズが否定されたことも。そんな意見も誠実に受け止め、改良を加え続けられたという。仕事の環境と持つバッグが完全に一致するからこそ、それぞれのワークスタイルを快適にしてくれる。

左_仕切りで描かれたグラフィックにより、フレキシブルなサイズの収納スペースが生まれ、使用する人のによって自由に使えるのが魅力のパーティションコレクション。ソフトな生地が使い手の体に馴染み、コンパクトに畳んで持ち運ぶことができる。L to R/Partition Collection PA-10 ¥28000 PA-13 ¥31000 PA-08 ¥28000 by CHACOLI (WAG, Inc.)
 
右_ケースとしての魅力を提案するミリタリーコレクション。 スウェーデン軍のガスマスクケースを再現して作られたミリタリーケースは、その力強い繊細なディテールが魅力的。Military Collection ML-09 ¥43000 by CHACOLI (WAG, Inc.)

 

フレームコレクションとは別の
2つのコレクションにも注目

一つの状況と向き合ってきたからこそ見えてくる新たな発見もある。さまざまな職業に時間をかけて寄り添いながらフレームコレクションを製作した経験から、特定の目的以外の用途にも適応することができることに気づいたチャコリは、パーティションコレクションというシリーズもリリースしている。フレームコレクションの対比として作られたアイテム群は、独特な箱型の形状や仕切りが一見すると考え抜かれたように思える。しかし、仕切りで描かれたグラフィックは使い心地や機能面を一切考えずに作られているという。ビジュアル的な魅力を追求した図形が生み出すさまざまな形やサイズの収納スペース。どう使うかは使い手次第。人の状況と向き合わないデザインが人と寄り添うのだ。
 
また、ミリタリーバッグのデザインの美しさに感銘を受けたチャコリが独自の世界観でその魅力を再現したミリタリーコレクションというプロダクトにも注目したい。10年以上に渡りあらゆる国のミリタリーケースを集め、常に形の美しさを追求し続けたこのコレクションは、まさにアートと実用性の境界線に位置しているのだ。そんな2つの要素を兼ね備えたチャコリのプロダクトは、まさにクリエイティブワーカーにふさわしいバッグだろう。

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