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Work Tools
YOSHIROTTEN Graphic Designer グラフィックデザイナー

仕事道具に見る
クリエイティブなワークスタイル

誰しもが1つや2つ、仕事をする上で欠かせない道具を持っている。だがその道具は、どんなストーリーから選んだものだろうか?道具には持つ者のスタイルが表れる。だからこそ、こだわりやストーリーがあるものを持っていたい。ここではいま日本で活躍する7人のクリエイターに、日々のクリエイションを支える仕事道具を紹介してもらった。彼らの話から私たちのワークスタイルを豊かにしてくれるヒントがきっと見えてくるはずだ。

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YOSHIROTTEN Graphic Designer グラフィックデザイナー

仕事道具に見る
クリエイティブなワークスタイル

誰しもが1つや2つ、仕事をする上で欠かせない道具を持っている。だがその道具は、どんなストーリーから選んだものだろうか?道具には持つ者のスタイルが表れる。だからこそ、こだわりやストーリーがあるものを持っていたい。ここではいま日本で活躍する7人のクリエイターに、日々のクリエイションを支える仕事道具を紹介してもらった。彼らの話から私たちのワークスタイルを豊かにしてくれるヒントがきっと見えてくるはずだ。

Analog Equipment
 
日々リサーチを重ねながら集めたアナログ機器の数々。独自の着眼点とアイディアをクリエイションに反映する。左からオシロスコープ、レシートプリンター、テレビラジオ3種。
日々の実験が見出すクリエイションの切り札
ヨシロットン

「デザインの仕事は、何かお題があってそこに答えを見つけていく仕事だと思っています。僕はそうした回答にプラスして、新しい表現に挑戦するということを、常に念頭に置いているんです。僕はデジタルを使ったグラフィックアートやデザインを生業としていますが、実はあまりコンピュータのエフェクトを使ったりとかせずに、非常にアナログな手法を駆使して製作しています。例えば外に出てハンドスキャナーで道や植物をスキャンしてグラフィックに当て込んだり。アウトプットは最終的にデジタルですが、アプローチは割と手作業でアナログにこだわっています。そうした方が2度と同じものが作れないし、オリジナリティ溢れる作品になるんです。そうしたアナログなアプローチに使用する機材は、ライフワークとして日々アンテナを張って探しています。レシートプリンターでグラフィックを出力したり、昭和の遺物と言えるテレビラジオの砂嵐を空間演出として照明に使ったり、電気の振動を可視化するオシロスコープの波形をグラフィックに転用してみたり。今や忘れ去られてしまったようなこうしたアナログ機器も、独自の視点を持てば新たな価値を生み出す切り札になっていく。そうした可能性を日々模索していくことが、新鮮な表現を見出すことに繋がっていくんです」。アナログなアプローチが紡ぎ出すYOSHIROTTENの最先端のグラフィック。実験と失敗を繰り返す絶え間ない日々のライフワークがあるからこそ、過去と現在が交差する新たなクリエイションが生み出されていく。
 
 
 

ヨシロットン
クリエイティブスタジオ「YAR」代表。グラフィックデザイン、アートディレクション、空間演出などその活動は多岐にわたる。蜷川美花氏とともにドリス・ヴァン・ノッテンにグラフィックを提供していたことも記憶に新しい。

 
 
 

Photo Tomoaki Shimoyama Text Shohei Kawamura

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