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Landscape

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Photographer’s Landscape Photo #1 Yusuke Abe
Passu Glacier / Pakistan
パキスタン北部、桃源郷とも呼ばれるフンザ地方から更に北、カラコルム山脈にあるパスー村へ。標高 2500m に位置するこの村の周りは8000m級の山々に囲まれている。パスー村の高台から、氷河へとトレイルがつづく。アイゼンを装着し、クレパスに落ちないように一歩一歩足元を確かめながら、氷河を渡りきり、見渡せるところにテントを張った。夕暮れ時、青白い光を纏った氷河はとても神秘的で、僕は幾度なく息をのんだ。

Photographer’s Landscape Photo #2 Ami Sioux
Metro Line No6 Paris, 2013 / France
パリに14年間住んでいたとき、私は毎日街を歩いた。遠くに行く必要があれば、地下鉄が私を遠くへ連れて行ってくれる。メトロライン6号線は橋を渡る列車でした。電車の中からセーヌ川を見ると、まさに飛んでいるような感覚。私はパリならではの光を見たいとなると、いつもこの地下鉄を利用しようとしました。そしてこの写真 を撮った瞬間、窓から差しこんだのはパリならではの日差し。景色を見るとそこには、旅行ではないリアルでモダンなパリがありました。

Photographer’s Landscape Photo #4 Hiroyuki Seo
Pyramids / Republic of the Sudan
スーダンのピラミッドは、紀元前8世紀から4世紀にかけての有力国・クシュ王国の中心に位置している。それはブラックファラオと呼ばれる王たちの居所であり、彼らは約1世紀に渡りエジプトを支配した。夜中、静まり返った砂漠の真ん中に並ぶ遺跡たちと向き合うことで、あたかも時空を超えて、ピラミッドに眠るブラックファラオたちと対話をしているような感覚になったのを覚えている。

Photographer’s Landscape Photo #5 Derek Henderson
Kamchatskii / Russia
ロシア極東に位置するカムチャッカ半島の都市ペトロパブロフスク・カムチャッキーで夏にこの写真を撮影した。この火山は環太平洋火山帯にあって、今もなお活動している。この火山の標高は3456mで、カムチャッカ半島にある160座の火山のうち、29座は活火山。ペトロパブロフスクはカムチャッカ半島の首府で、カムチャッカ半島の僻地を訪れるための出発点となるんだ。社会主義の成熟期と言い表せるように、ブレジネフ書記の力が隆盛している。それがこの写真からも読み取れるように、住宅団地に反映されているんだ。

Photographer’s Landscape Photo #3 Taro Mizutani
Niagara Falls / Internet
旅のランドスケープ写真ってなんだろうか? いつの時からか、どこか遠くに行って撮った写真が、旅のランドスケープ写真ってことじゃなくなった気がしている。インスタグラムにどこどこ行ってきますや、旅の景色はもう任せようと思う。

Photographer’s Landscape Photo #6 Yusuke Yamatani
Atosanupri, Hokkaido / Japan
from the series “RAMA LAMA DING DONG” 2014
その日は屈斜路湖のほとりでテントを張った。陽はまだあったけど、夕方近くて、ずいぶん立派な噴煙が立ち上るその観光地には誰もいなかった。近くのペンションのレストランで、あまりよく覚えてないけど、多分ビーフシチューを食べたと思う。すこぶる洋風で立派な丸太のペンションだったから、いつもの俺ならビーフシチューを選ぶはずだ。もう数日間洗濯をしていなかったので、そこの施設の洗濯機を貸してもらった。だから、奥さんのオーバーオールの着こなしが、どうもダサいのはそのせいだと思う。

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