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ART & CRAFTS Wooden work
SHOJI MORINAGA

ART & CRAFTS Wooden work
SHOJI MORINAGA

2019 Wood

High 230mm Φ 330mm

 
Wood Turner
 
Born in Kagoshima. Studied industrial design and sculpture when he was a student and worked in the furniture workshop after graduation. Worked under the wood artist Alma Allen, and then started his own studio “Crate” in 2007. He works on a woodworking lathe called wood turning and continues to create works that make the most of individuality and beauty of wood.
 

美しさの中に佇む野性的なオーラ

アートとクラフト、その2つの視点から日本の工芸とアートの才能を紹介している本連載。工芸の高い技術を持ちながら、それ以上のアート表現を志向する新世代のアーティストたちをクリエイティブディレクター南貴之の視点から紹介していく。 今回紹介するのは木工アーティストの盛永省治。「盛永さんの作品は前から知っていて初めてお会いしたのは広島のトランクマーケットのときです。 盛永さんがブースを出店していたんです。彼の活動拠点は鹿児島なので、僕も親しくさせていただいている中原さんをはじめ、ランドスケーププロダクツの方々との繋がりもあって、Graphpaper(グラフ ペーパー)やヒビヤ セントラル マーケットで企画展をやっていただきました。今ではFreshService(フレッシュサービス)やヒビヤ セントラル マーケットでも作品を取り扱わせていただいてます。
 
 
木工アーティストのアルマ・アレンに師事していて、今は鹿児島に戻って自分の工房 『Crate』を開いて活動しています。僕もアルマ・アレンの作品が好きでスツールを持っています。アルマ・アレンはアメリカ人で今は工房をメキシコに移動して活動してるらしいですね。木で作られたスツールが有名です。 盛永さんの作品は1本の生木を使用されることが多くて、それを旋盤で抜いていく。1本 の大きな木を削って作品を作っていて、木工の技術力が高い職人的なクラフトです。木の特性を知らないとこの手法で作ることはできないし、今まで失敗もたくさん経験されたと思うんだけど、その上でそれをどういう風に作品化するのかを追求している。例えばトレイひとつとっても同じ方法で作るから木をほとんど削ってしまうんです。彼が作り上げるものはアートなんだけど凄くクラフト的な作り方をするので、クラフト寄りのアートだと感じています。アルマ・アレンがそういう作風の人だから少なからず影響を受けているのかもしれないですね。また病気や虫食いによる自然と生まれた樹木の生命活動の痕跡や、生木を削り出し、乾燥させていく過程で自然に生まれる割れや反りによる変化を活かした作品は、空間を支配する力強さを感じます。その中でのデザインするというかライブ感や野性味があるというか。荒々しさもあるんだけど不思議と佇まいに品があるんですよね。」 WOOD VASE ¥120,000 +TAX (alpha PR)
 
 
盛永省治
鹿児島県出身。学生時代に工業デザイン、彫刻を学び、卒業後家具工房で働く。ウッドアーティストのアルマ・アレンに 師事し、その後2007年に自身の工房『Crate』を立ち上げる。ウッ ドターニングと言われる木工旋盤で制作を行い、木の持つ個性と美しさを最大限に活かす作品を作り続けている。
 
 
南 貴之
ヒビヤ セントラル マーケットや自身のブランド、グラフペーパーのクリエイティブディレクター。その他数多くの店舗ディレクションやブランディングを手がける。本物を見極める審美眼は業界でも一目置かれる存在。
 
 
 

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